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#アーチケリー (Arch Kerry)ー ブランド図鑑 vol.519

2020年、東京・文京区でスタートしたメンズシューズブランド“アーチケリー(Arch Kerry)”。今回は50~60年代のアメリカの靴に大きな敬意を払いながら、アメリカンビンテージの魅力を再現する同ブランドについてご紹介する。

出典元:photo by archkerry

2020年、東京・文京区でスタートしたメンズシューズブランド“アーチケリー(Arch Kerry)”。今回は50~60年代のアメリカの靴に大きな敬意を払いながら、アメリカンビンテージの魅力を再現する同ブランドについてご紹介する。

目次

ブランドのなりたち

2020年、東京・文京区でスタートしたメンズシューズブランド“アーチケリー(Arch Kerry)”。同ブランドは、50〜60年代のアメリカの靴に大きな敬意を払いながら、その再現を目指している。ブランドディレクターの清水川栄氏が、神保町の靴専門店で販売員兼バイヤーとして勤務した後、靴の通販サイトを運営する傍ら、自らが大ファンであるビン靴を題材にしたシューズブランドの立ち上げを決意。商品企画の知識がゼロの状態から、靴職人と試行錯誤を繰り返し、再現不可能と言われていた現代のビン靴を作り上げた。ブランド発表後、“アーチケリー”の評判は瞬く間に広がり、創業1年足らずで靴好きを唸らせるほどにまで成長している。

“アーチケリー(Arch Kerry)”について

アメリカのビンテージシューズ、通称ビン靴の特徴やこだわりをそのままに、現代の靴として再現することをコンセプトに掲げているシューズブランド“アーチケリー(Arch Kerry)”。同ブランドが目指す50〜60年代当時のアメカの靴づくりの考え方は現代の日本とは異なり、現在では製造がきわめて困難。そんな時代背景の中で、清水氏自身がファンであるビン靴への思いと、靴職人の技術が組み合わさって実現した、唯一無二の靴づくりをしている。スペードソールと言われるような特有の靴底シルエットや、ステッチピッチの細かさなど、困難な製法によって丁寧につくられたビンテージシューズにはファンも多く、靴磨きの第一人者であるブリフトアッシュの長谷川裕也さん、靴磨き元日本チャンピオンの寺島直希さんなどからもオーダーを受けているという。2020年のブランドスタート時は、メイドトゥオーダー(受注生産靴)のみの展開だったが、現在はレディメイド(既成靴)の販売もスタート。そんな同ブランドのシューズは阪急メンズ東京やワールドフットウェアギャラリー銀座店、公式オンラインストアで購入が可能。価格帯は8~14万円台だ。

photo by archkerry

出典:https//www.instagram.com

公式サイト

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