パリ発・実験的な姿勢から生まれるデザインが特徴のフットウェアブランド"ボース(both)"
2016年、フランス・パリでスタートしたフットウェアブランド"ボース(both)"。ラバー素材に特化したシューズはモードっぽくもミリタリーっぽくもあり、現代的ミニマリズム的感覚を取り入れながら、実験的な姿勢から生まれるデザインが特徴だ。今回は、そんな同ブランドが2019年11月に世界初の旗艦店として東京・北青山にオープンした旗艦店をご紹介する。
世界初の旗艦店「ボース表参道(bothomotesando)」
2016年、フランス・パリでスタートしたフットウェアブランド"ボース(both)"。ラバー素材に特化したシューズはモードっぽくもミリタリーっぽくもあり、現代的ミニマリズム的感覚を取り入れながら、実験的な姿勢から生まれるデザインが特徴だ。今回は、そんな同ブランドが2019年11月に世界初の旗艦店として東京・北青山にオープンした旗艦店をご紹介する。
店内は壁面の半分が鏡張りになっており、もう半面がウッドの骨組みとレンガを使った内装。限られた空間がより広く効果的に演出されている。アートインスタレーションの展示も相まって、ブランドの世界観が余すことなく反映されている。
パリのオフィスで、ベルギー出身の気鋭シューズデザイナー・マット・ロンバート(Mats Rombaut)によってデザインされる同ブランドのシューズの特徴は、ラバー(ゴム)の素材使いだ。アイコンモデル「ガオ(GAO)」シリーズは、ブロック状の厚底のラバーソールが目を引くデザイン。まるでおもちゃのカプセルから取り出したゴム製のフィギュアのような完成度。パリでデザインされながら、どこか日本の香りがする。ブランドディレクターであるアンジェラ・ンー(Angela Ng)氏は、世界初の店舗に日本を選んだ理由について「ブランドイメージにぴったり雰囲気のある場所だったから。」と答えている。
バルカナイズド製法で作られたスニーカーから革靴やブーツまでが、ラバーソールの仕様でモダナイズされている。これらのシューズを履きこなせる人はハイレベルなファッションセンスを持つ者だけ、という挑戦的なデザインでもある。
困った、どの靴もモード感が満載のハイレベル!
旗艦店へ足を踏み入れるのは、少し勇気が要るのである。
日本では東京の旗艦店のほか、伊勢丹新宿本店やグレイト(GR8)、オープニングセレモニーなどのショップでも購入することができる。デザインはユニセックスで、クラシックラインが2万円〜3万円台、ファッションラインが3万円〜9万円台だ。
表参道を訪れる際には、その世界観を体験しに、ぜひ立ち寄ってみていただきたい!
ショップ情報
bothomotesando
住所:東京都港区北青山3-9-1
営業時間:11:00~20:00
電話:03-6712-6466