品質の高さが海外でも評価される、広島発のシューズブランド"スピングルムーヴ"
2002年に広島県の職人気質あふれる街、広島県府中市でスタートしたシューズブランド"SPINGLE MOVE(スピングルムーヴ)"。巻き上げソールが特徴的なスニーカーはバルカナイズ製法で1足1足手作業で仕上げられており、よくしなり、グリップ力に優れ、足にぴったり沿うだけでなく弾力性に富んでいる。またファッション性においても、特徴的なソールに負けない個性を持っており、通常スニーカーでは使用しない皮革を使用することでも有名だ。天然レザーではカンガルーをはじめ、牛、馬、豚、ラクダ、ゴード(山羊)、シープ(羊)、クロコダイル、パイソン(ヘビ)、リザード(トカゲ)、イール(ウナギ)、珍しいものではシャーク(鮫)などを取り扱っている。
その技術力や品質の高さは海外でも注目されており、2004年にはパリコレやミラノコレクションにも登場。それを契機に、現在では国内セレクトショップでも取り扱われるようになっている。今回は、そんな同ブランドが2013年にオープンした「SPINGLE MOVE 2k540店」についてご紹介する。
2023年に、開店10周年を迎える「SPINGLE MOVE 2k540店」
東京駅を起点とした「キロ程」で場所を示す鉄道用語で、東京駅から2k540m付近にある施設であるため「2k540(ニーケーゴーヨンマル)」と名付けられたこの施設に「SPINGLE MOVE 2k540店」はある。「 2k540」とは、かつて江戸の文化を伝える伝統工芸職人の街・御徒町で「ものづくり」をテーマとした施設として2010年、高架橋下にオープンした。この場所は、工房とショップがひとつになったスタイルをとっており、単にモノを売るだけではなく、生活スタイルの提案ができるお店が集まっている。2013年、この場所にオープンした「SPINGLE MOVE 2k540店」は、今年9月で10周年を迎える。
ショップは、JR御徒町駅を秋葉原方面へ5-6分進んだ高架橋の中にある。白を基調とした広く開放感あるショッピングモールのような感じで、左右にショップが展開されている。大きなスピングルスニーカーが目印だ。内部は外の通りに面した窓から自然光が入り、木目調の什器と相まってあたたかい印象を受ける。広めの店内には新作から定番までが色とりどりに並んでおり、ほどよい距離でゆっくりと買物を楽しむことができる。
目を引いたのは、清々しいユーズドデニムをアップサイクルした「U Series」。アメリカで廃棄予定だったユーズドデニムを回収し、日本国内で洗浄・分解・パッチワークして蘇らせた素材を使用しており、あえて切りっぱなしにした裁断面がアクセントとなり、爽やかながらヴィンテージ感漂う1足となっている。ローカットとミドルカット、サイドゴアの3種類がラインナップする。
初夏にぴったりなスニーカーが揃う「スピングルムーヴ2k540店」。
足元に印象を残したい、そんな方におすすめのブランドだ。
近くへ立ち寄った際には、ぜひ足を運んでみていただきたい!
ショップ情報
SPINGLE MOVE 2k540店
住所:東京都台東区上野5-92k540 AKI-OKA ARTISAN P-1
電話:03-5812-4877
営業時間:11:00~19:00 水曜日定休(祝日は営業)
公式サイト
広島府中市のスニーカーメーカー スピングルカンパニーのウェブサイトです。職人によるハンドメイドにこだわり、究極の履き心地を追求しております。レザースニーカーブランド スピングルムーヴ(スピングルムーブ)。
出典:https://www.spingle.jp/