さまざまなインポートシューズやオリジナルシューズの販売をはじめ、店舗に併設した工房で、確かな技術を持つ職人が修理・メンテナンスを行うシューズサロン・リペアショップ「リファーレ」。今回は、1号店としてオープンして以来、恵比寿の地で信頼を築き上げ、2020年6月に創業15年を迎えた同ショップについてご紹介する。

地下鉄日比谷線の恵比寿駅が最寄りになるのだろうか、恵比寿公園方面の出口4を出て、徒歩5分ほど。恵比寿3丁目の交差点を左折したところに、「リファーレ恵比寿」はある。明るいブルーの看板、ウィンドウに掲げられた「R」の文字が目印の白い建物だ。階段を数段登り店内を除くと、そこにはメンズ・ウィメンズの選び抜かれた革靴が並んでいる。レジの奥にはガラス張りの工房が見え、職人さんがてきぱきと手を動かしている。

ここ、「リファーレ恵比寿店」では、よりよい靴をより良い状態で長く履けるよう、販売から修理までのすべてを靴職人が担っている。靴のことを知り尽くした職人による接客は的を得ていて気持ちがいい。お手入れ次第では10年以上長持ちする革靴。長い付き合いをするには、靴選びはもちろんメンテナンスが欠かせない。そんな靴選びからメンテナンスまでをワンストップで提供してくれるのが、こちらのショップなのである。

店内に並ぶのは、年間3万足の靴修理を手がける職人たちが選んだブランドたち。メンズではオリジナルブランドをはじめ、"エンツォ ボナフェ(ENZO BOANFE)"や"フラテッリ ジャコメッティ(F.LLI Giacometti)"、"エドワード グリーン(EDWARD GREEN)"、"チャーチ(Church's)"など、15ブランドほど。ウィメンズも"カナリアン(Kanarian)"や"クラウン(CROWN)"など、タイムレスで美しいデザインのシューズが並んでいる。そもそも靴職人が販売も兼ねているということで、ショップには彼らが納得したつくりの靴が並んでいる。用途や好みに応じて提案をしてくれることはもちろん、選んだ靴をベストな状態にするための調整も行ってくれるのが嬉しい。伺えば、こちらのショップでは、修理と購入の両方を利用してくださるお客さんが4割近くもいらっしゃるそう。靴のつくりについてや購入後のメンテナンスなど、必要な情報を伝えながらの接客が信頼を築き上げているのだろう。

ショップには革靴の他にも、ソックスや厳選されたスニーカーも。グローブやベルト、バッグなどのアクセサリー類も少し置かれている。価格は3万円台～20万円台と幅広く、アットホームで相談しやすい雰囲気のショップだ。

顧客に信頼されて、今年創業17年目を迎える「リファーレ恵比寿店」。
恵比寿店から第一歩を踏み出したリファーレは、現在では全国に7店舗を構えるまでに。
やはりその知識量や経験には深みがあり、安心して任せることができる。
恵比寿へ行ったら、ぜひ立ち寄ってみていただきたい！

Rifare（リファーレ）恵比寿店
住所：〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-7-1-1F
営業時間：11:00～20:00
電話：03-5768-1373