2001年、スペインの北部ラ・リオハ州にて創業したシューズブランド“エルナチュラリスタ(El Naturalista)”。赤ワインの産地としても有名なラ・リオハ地方は古くから靴産業が盛んであり、“エル ナチュラリスタ”の靴創りにも、伝統的な職人のハンドメイドの技術が投入されている。ブランドシンボルであるカエルのロゴ「エル・ナチュラリスタ・フロッグ」は「土地が水によって肥える」というイメージを表現。自然からインスパイアされたデザインをテーマにした靴は履き心地はもちろん、バリエーション豊かなデザインも特徴で、CSR活動にも取り組むブランド。利益の2.14%をソーシャルプロジェクトに当て、児童保護・援助プロジェクトを推進。環境への配慮と歩くことの心地良さにこだわった、自然志向のシューズブランドである。

自然界からインスパイアされたデザインやカラーを使用したプロダクト作りを提案するブランド“エルナチュラリスタ(El Naturalista)”。靴のベースになるレザーの「なめし」や染色には、植物由来のベジタブルタンニングを使用し、アウトソールにはリサイクルのラバーソールを採用。また、リサイクルカーボン(炭素化合物)を使用したインソールは、ショック吸収、通気性、抗バクテリアなどの特徴があり、足に優しい仕様になっている。また革それぞれの質感を尊重し(傷やムラなどをあえてそのままにしている)1足1足微妙に表情が異なるのが魅力であり、使い込む程に味わいが増すのが同ブランドの靴の特徴となっている。ラインナップはレザーの質感が美しいスリッポンシューズや、エスパドリーユとデザートシューズを合わせたようなデザインがユニークなスニーカー、その他サンダルやブーツなども展開する。国内では“ザ・ナチュラルシューストア”各店舗や一部取り扱いのある店舗で購入が可能。価格帯はほとんどが２万円台だ。