ブランドのなりたち
1851年、スイスでスタートしたファッションブランド”バリー(Bally)”。創業者のカール・フランツ・バリー氏は、自身の弟とともに「Bally&Co」を設立。ゴム製リボンとサスペンダーの製造業を引き継ぐ形での「リボンメーカー」としてブランドを開始したが、パリに出張した際に見たパリジェンヌの靴に魅了され、靴の開発をスタートする。事業は順調に発展し、規模が拡大していくにつれてエリアも広がり、1870年代にはヨーロッパで広く知られるブランドとなった。2度の大戦と世界恐慌による打撃を受けるものの、スポーツテイストの機能的な靴が様々な場所で用いられ、50年代にはエレガントなメンズのドレスシューズ「スクリープ」がヒットし、世界に広く知られることとなる。日本へは1988年に進出、バリージャパンが設立され、現在に至っている。
”バリー(Bally)”について
「何時の時代も愛され続ける永遠なもの」をコンセプトとして、セレブや富裕層から絶大な支持を得ているブランド”バリー(Bally)”。21世紀に入ってから、世界進出を積極的に手掛けるとともに、才能あるデザイナーを採用するなど、伝統に安住せず常に新しいデザインを追及する姿勢を続けており、伝統と質の高さ、そして時代のニーズに応える柔軟性により、世界的に高い評価をうけている。製品によってターゲットが異なり、同じ”バリー(Bally)”のシューズでも年齢層によってデザインやこだわりが違う多様性を持っており、洗練されたクラシックなアイテムから色鮮やかな大胆なディティールを取り入れたモダンなアイテムまで、幅広く展開している。