#ユケテン (YUKETEN)ー ブランド図鑑 vol.461

1985年、アメリカ・LAで活躍する日本人デザイナーのユキ・マツダ氏がスタートしたレザーシューズ&ブーツブランド“ユケテン(YUKETEN)”。今回は、アメリカの伝統的なクラフトマンシップと日本のデザイン美学を融合させた同ブランドについてご紹介する。

出典元:photo by yuketenbymegco

1985年、アメリカ・LAで活躍する日本人デザイナーのユキ・マツダ氏がスタートしたレザーシューズ&ブーツブランド“ユケテン(YUKETEN)”。今回は、アメリカの伝統的なクラフトマンシップと日本のデザイン美学を融合させた同ブランドについてご紹介する。

目次

ブランドのなりたち

1985年、アメリカ・LAで活躍する日本人デザイナーのユキ・マツダ氏がスタートしたレザーシューズ&ブーツブランド“ユケテン(YUKETEN)”。今から約35年前に、アメリカでモノ作りを学んだのち、デザイナーとして独立。現在はロスにあるハモーサビーチのオフィスを拠点に活動し、アメリカ、イタリア、フランスと、世界中のエキシビジョンに参加する現役のデザイナーでもある。ブランドには、デザイナーのマツダ氏を筆頭に、現在8割は日本人というチーム構成で運営している。日本、ニューヨーク、ロサンゼルスでの人気はもちろん、近年ではヨーロッパでの人気もあり、現在は世界の「旬の靴ブランド」と言われるまでに成長している。

“ユケテン(YUKETEN)”について

アメリカの伝統的なクラフトマンシップと日本のデザイン美学を融合させたレザーシューズ&ブーツブランド“ユケテン(YUKETEN)”。デザイナーのマツダ氏がアメリカを旅したときに出会ったさまざまな職人から学んだ知見がベースとなり、靴職人、カバン職人、革職人、毛布職人の伝統的な技などを取り入れているのが特徴だ。また“MADE IN USA”への強いこだわりがあり、製造は老舗シューズメーカー「クオディ・トレイル・モカシン社」の工場で、熟練の職人によって行なわれている。同社は、1900年代初頭から“L.L.ビーン”のモカシンシューズなどを手掛けてきた職人が独立して設立した老舗で、クオリティはお墨付きだ。

ブランドを代表するアイテムは「モカシン」。“L.L.ビーン”の職人が創るアメリカ伝統の製法と革の使い方でデザインは多岐にわたり、細部までこだわり尽くしたシューズは、一部のヴィンテージマニアや、アメカジ好きの間で話題となる。また2015年には定番であるモカシンのフィットを見直すなど、探求を続けながらより良い履き心地やデザインを丹念に追求している。モカシン以外にも拘り詰まったブーツや革製品を豊富にラインナップ。購入は公式オンラインストアのほか、ユナイテッドアローズなど、全国の取り扱いのあるショップにて購入が可能。価格帯は10万円前後だ。

photo by yuketenbymegco

出典:https//www.instagram.com

公式サイト

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