#エクン (ekn)ー ブランド図鑑 vol.553

2015年、ドイツ・フランクフルトでスタートしたシューズブランド“エクン(ekn)”。今回はサステナビリティを“クールに”世界に伝えることへの情熱と、エッジの利いた独自のスタイルへのこだわりを表現する新進気鋭の同ブランドをご紹介する。

出典元:photo by eknfootwear

2015年、ドイツ・フランクフルトでスタートしたシューズブランド“エクン(ekn)”。今回はサステナビリティを“クールに”世界に伝えることへの情熱と、エッジの利いた独自のスタイルへのこだわりを表現する新進気鋭の同ブランドをご紹介する。

目次

ブランドのなりたち

2015年、ドイツ・フランクフルトでスタートしたシューズブランド“エクン(ekn)”。“エクン(ekn)”はトルコ語で「種」を意味する“ekin”に由来し『優れたアイデアの種まき』をブランド理念としている。新しく、素晴らしい、持続性のある何かが育つようにといった願いがブランド名に込められているという。創設者の“ノエル・クライン・リーシンク”は、ニューヨークブルックリンのカフェスタッフとして働いた際、あたりまえのように気負わず、「エシカルマインド」や「サステナビリティ」を日常生活に取り入れ楽しむクリエイター達に強く触発される。帰国後、大学ではバイオメカニクスとスポーツ科学を専攻。在学中の“アディダス”や“ニューバランス”のショップでの就労経験が、シューズの製造背景やサスティナビリティに、より関心をもつ契機となる。その後、ドイツで最もサステナブルなアパレルブランド、“hessnatur”での実務経験を経て、サステナビリティを自ら“クール”に世界に伝えることへの情熱が高まり、2015年に“エクン(ekn)”をスタートさせた。

“エクン(ekn)”について

サステナビリティを“クールに”世界に伝えることへの情熱と、エッジの利いた独自のスタイルへのこだわりを背景とするシューズブランド“エクン(ekn)”。経験豊富なポルトガルの靴職人による高度な技術でつくられる“エクン(ekn)”は、ハンドメイドから生まれるハイクオリティな仕上げだけでなく、需給バランスを細かく管理することで製造時の環境配慮を徹底し、こだわり抜いたものづくりを行っている。素材には、最高級のバイオロジカルマテリアルを調達し、染色には、植物由来の染料を採用。製造工程では、有害な化学物質や重金属の使用を一切使用せず、「ビーガン」シリーズでは、すべて通気性のあるリサイクル素材と厳選されたプレミアムコットンを使用している。シューズはレトロフューチャーを特徴とするコンテンポラリーなデザインを体現。無駄のない大胆な色使いやフォルム、シルエットは、ノスタルジーを出発点としながらも未来的なスタイルに昇華されている。すっきりと無駄のないラインやシルエットは、「ストリームライン・モダン」として知られるスタイル。スタイリッシュなパステルカラーやダイナミックなフォルムは、20世紀半ばの「レイガン・ゴシック」や「グーギー様式」に着想を得たシューズを豊富にラインナップする。国内では株式会社ベネクシーが展開する“クオリネストQuorinest”店舗、“ベネクシー(Benexy)”店舗およびオンラインショップで購入が可能だ。価格帯は3~4万円台だ。

photo by eknfootwear

出典:https//www.instagram.com

公式サイト

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