1940年代にエスパドリーユの生産を開始した、靴職人ファミリーによって創業したシューズブランド“ジェイハイバー (J’hayber)”。1950年代にはラファエル・ベルナベウ・モヤとマリアンの兄弟の下で事業は軌道に乗りだす。1972年に“ジェイハイバー”プロジェクトが開始され、最新のダイレクトインジェクションシステムや、その当時最先端の素材であったポリウレタン等を採用。履き心地の良さと耐久性に優れているため、スポーツやレジャーにおいて需要が自然と高まり、数々のアスリート達と契約、彼らの足元を支えることとなる。1982年ドイツの市場不況によって、製造ラインの閉鎖を余儀なくされたが、2003年に創始者の孫であるディーター・ウォールによって完全復活を遂げ、ドイツから世界規模のシューズブランドへと、新たな歴史が刻まれ始めた。

幅広で履きやすく、快適な履き心地とレトロな雰囲気が魅力のシューズブランド“ジェイハイバー (J’hayber)”。同ブランドの定番シューズは、70年代に誕生した「ニューオリンポ」モデル。アッパーにプレミアムレザーを使用し、インソールにインジェクションポリウレタンソールを採用することで、快適な履き心地とグリップ力を実現してくれる。スポーツシューズとしては然ることながら、その美しいフォルムによりセレブなファッションとしても人気が高いスニーカーだ。国内ではフットモンキーなどの取り扱いのあるセレクトショップでのみ購入が可能。価格帯は1～2万円台がほとんどだ。