#ヴィロン (VIRÓN)ー ブランド図鑑 vol.511

2020年、パリでスタートしたヴィーガンフットウェアブランド“ヴィロン(VIRÓN)”。今回は、コーンやリンゴの廃棄物を原料とした植物由来の素材とリサイクルコットンを用いて作ったシューズが話題の同ブランドについてご紹介する。

出典元:photo by viron_world

2020年、パリでスタートしたヴィーガンフットウェアブランド“ヴィロン(VIRÓN)”。今回は、コーンやリンゴの廃棄物を原料とした植物由来の素材とリサイクルコットンを用いて作ったシューズが話題の同ブランドについてご紹介する。

目次

ブランドのなりたち

パリ発のヴィーガンフットウエアブランド“ヴィロン(VIRÓN)”。同ブランドは、ベルギー出身のマット・ロンバート(Mats Rombaut)と、ドイツ出身で日本人とドイツ人の両親をもつユリアン・ローマー(Julian Romer)が2020年9月に設立。ヴィーガンレザー、PETA認証を取得した素材、リサイクルラバー、と極最小のヴァージン素材のみを使用したシューズコレクションを発表。立ち上げからわずか数ヶ月で”ドーバー ストリート マーケット ギンザ (DOVER STREET MARKET GINZA)”や、イタリアのセレクトショップ”アントニオーリ(ANTONIOLI)”、カナダ発のECサイト”エッセンス(SSENSE)”、イギリスの”セルフリッジ百貨店(SELFRIDGES)”などで販売をスタートするなど、今とても勢いのあるブランドだ。

“ヴィロン(VIRÓN)”について

環境に配慮し、動物の命を犠牲にせずに生産を行う事を理念に掲げているフランスのシューズブランド“ヴィロン(VIRÓN)”。素材選びに最もこだわりをもち、レザー素材はコーンやリンゴの残留物を原料にし、キャンバス地は70%のリサイクルコットンと30%のビスコースで構成。また高強度の接着剤ほど環境に悪影響を及ぼすので、接着剤をなるべく使わない方法を模索。現時点では、アッパーとソールの接合部分をダブルステッチにしてシューズの強度を確保し、最小限の接着剤を使用しているという。そんなエコフレンドリーなブランドのラインナップは、シンプルなシルエットでありながら厚めのソールが魅力のローファーやサイドゴアブーツ、またタイダイモチーフが特徴のリサイクルキャンバスから作られたローカットのスニーカーなど。国内では三越伊勢丹オンラインストアやエストネーションなどで購入が可能。価格帯は2~6万円台だ。

photo by viron_world

出典:https//www.instagram.com

公式サイト(海外)

この記事を読んだ人におすすめの記事

    合わせて読みたい