ブランドのなりたち
「日本の良いモノとコトで世界が喜ぶ」事業を展開する“株式会社POTATO”が2022年5月にスタートした純国産本革スニーカーブランド“TOKYO KIMONO SHOES”。同社は2021年11月に、千葉県佐倉市育ちの多様なプロフェッショナルバックグランドを持つ3人が集結して創業。社名の“POTATO”の略は、「Professionals Organizing The Authentic Trading Options」の略で、商物流を合理化し社会利益を最大化することをミッションとしている。
そんな同社が手がける“TOKYO KIMONO SHOES”。浅草の靴職人(有限会社アクスト)とタッグを組み、新しいユニセックスファッションの形として、着物の美しさと本革スニーカーを掛け合わせた純国産の「着物×本革スニーカー」を展開している。2022年8月、国内クラウドファンディングサイト“Makuake”にて850万円を超える支援を達成する。同年10月には自社ECサイトで海外販売を開始、北米、東南アジアを中心に大きな反響を得た後、これまでの海外販売に加え、同年12月末には国内に向け自社ECサイトで販売開始。今年1月には東京・浅草にてコンセプトショップをオープンするなど、国内外の多くの人々から注目を集めているブランドである。
“TOKYO KIMONO SHOES”について
美しさと履きやすさを備えた純国産本革スニーカーを展開するシューズブランド“TOKYO KIMONO SHOES”。「日本の美は日本人が繋ぐ決意のもと、着物の形を変え、新たな命を吹き込む活動を世界に広げ、着物廃棄のない社会実現」をブランドコンセプトとして掲げている。
日本タンスに眠る30兆円と言われる高級着物の多くが廃棄されている現状に着目し、その着物たちをリメイクするべく、浅草の熟練クラフトマンの手によって本革スニーカーに見事に変身させた。使用する着物生地は1足ずつ厳選しており、一つとして同じものがない柄や色合いによって、自分だけのデザインを楽しめる点が最大の魅力だ。また、デザインだけでなく履き心地も抜群で、浅草の靴職人が70年培った「歩きやすさ」へのこだわりを細部まで追求している。ユニセックスで楽しめるよう、木型の幅広導入やカットインソール変更などの改良を重ねた上に、全て職人によるハンドメイドでつくり上げられた、いわば工芸品のようなスニーカーなのだ。今後も着物廃棄ゼロを目指して国内外問わず活動を広げていくという志高き同ブランド。ふだんのコーデに取り入れると、気分が上がること間違いなしだ。国内では浅草にあるコンセプトショップや公式オンラインストアで購入が可能。価格帯は4~6万円台だ。
公式サイト
TOKYO KIMONO SHOES, made by Asakusa Shoe Craftsmen, are kimono shoes having the one and only pattern on each shoe. The shoes are made with the fusion of kimono and genuine leather. Enjoy new kimono fashion around the world by upcycling kimono.
出典:https://tokyokimonoshoes.com/