1970年初頭にスペイン南部の小さな町でスタートしたシューズブランド“マカレナ(macarena)”。元々フランスとスペインの国境の民族靴だった「ジュート」を使用した靴「エスパドリーユ」に特化し1996年以降の市場に革命をもたらしたとされる。“マカレナ”はチームこそが一番の資産という考えのもと、家族経営の会社で50人ほどの人々で構成されている。また、同ブランドは世界中のジュートおよびアルパルガタ市場における、主要ブランドのメーカーでもあり、2021年には日本にも初上陸。現在は世界各国でファッションの主要ブランドとして確固たる地位を確立している。

熟練した職人の伝統的な手縫いの技術と最先端の技術を駆使し、革新性のあるデザインのシューズを高品質な素材で展開するシューズブランド“マカレナ(macarena)”。天然素材を使用し、人にも環境にも優しい商品が特徴的だ。完全手作りによる質の高さはもちろんのこと、トレンド感をほどよく取り入れたモダンなデザインも人気で、エスパドリーユのほか、ふわふわのルームシューズなども国内で注目を集めている。また“マカレナ”のコンセプトは「自分たちが享受する全てのものを、あらゆる形でまた周囲の世界へ返していく」こと。それを体現するようにNGOである“ETIOVIDA”と協力し、エチオピアの子供たちが毎日経験する不正との闘いから、彼らの生活の質を向上させる活動を積極的に続け、シューズの売上の一部を寄付しているそうだ。そんなブランドが展開するシューズは国内では“シンフーライフ”などの一部のセレクトショップで購入が可能。価格帯は1万円台がほとんどだ。