ブランドのなりたち
2009年、神奈川県・鎌倉でスタートしたシューズブランド“てのひらワークス”。かつて東京で靴づくりを学んだ後、義肢装具製作の現場での経験を重ね、独立後も "BESPOKE(対話から生まれるものづくり)" をもとに1人1人の足に沿った 誂え(誂え)靴 の製作を、小林智行さんと小林恵子さんご夫婦が行っている。これまで10年間にわたる誂え靴づくりの試行錯誤の積み重ねを経て、“てのひらワークス”は2019年から、少量ずつ既成靴の製作を開始。現在は岡山県へ移住し、小さな集落で1点1点、手作業で靴づくりを行っている。
“てのひらワークス”について
1人ひとりの身体や暮らしに応じて、10年の年月を通してオーダーメイドの靴づくりを行っているシューズブランド“てのひらワークス”。「靴は履く人の”道具“としてどうあるべきか」を考えながら、人の身体がそれぞれに携えた特徴や特性、環境とそれに伴って感じ得る不自由さや不都合、こころもとなさに寄り添ったオーダーメイドシューズを展開している。また少量の既成靴には、甲のつくりが浅めのスリッポンタイプ「COMMON」や、少し甲高で踵のついた「CRAFT」、ミニマルなデザインの「MONK」なども展開。国内では公式オンラインストアのほか“efu2”などの一部セレクトショップで購入が可能。価格帯はオーダーメイドシューズは100,000円〜150,000円程度、既成靴は3~4万円台だ。