#ロインツ (Loints)ー ブランド図鑑 vol.503

1918年、オランダのティルブルクという町の小さな工房でスタートした老舗シューズブランド“ロインツ(Loints)”。今回は360度に渡って丸みを持たせている独自の立体的な靴底「3Dコンフォート」を採用した、快適な履き心地のシューズを展開する同ブランドについてご紹介する。

出典元:photo by lointsofholland

1918年、オランダのティルブルクという町の小さな工房でスタートした老舗シューズブランド“ロインツ(Loints)”。今回は360度に渡って丸みを持たせている独自の立体的な靴底「3Dコンフォート」を採用した、快適な履き心地のシューズを展開する同ブランドについてご紹介する。

目次

ブランドのなりたち

今から約100年前の1918年、オランダのティルブルクという町の小さな工房で生まれたシューズブランド“ロインツ(Loints)”。人々に豊かな水をもたらすオランダ南部を流れる運河 "The river De LOINT" への敬意を払い、その名をもって誕生した。長年にわたりオランダの家族“クライセン(Klijsen)”一家が父から息子へと継承していき、2代目が連続生産に力を入れ始めたとき、小さなワークショップは工場に、そしてその後の世代で現代にも引き継がれる特別なデザインスタイルを開発。4代目の時にはついに海外への輸出に成功し、“ロインツ(Loints)”は現在、世界20か国以上に輸出しているグローバルブランドへと成長を続けている。現在は5代目のクライセン兄弟が過去100年にわたって定義してきた「3つのコアバリュー (快適さ、デザイン、持続可能性) 」を1つの明確な目標に掲げ、経営を行っている。

“ロインツ(Loints)”について

スタイリッシュでありながらユニークなデザインのシューズを展開するシューズブランド“ロインツ(Loints)”。最大の特徴はオリジナルに開発された立体的な靴底「3Dコンフォートソール」。この“ロインツ”独自のソールは、360°にわたり丸みを帯びた形状が軽やかな歩行を促してくれる。中でも定番の「ターボ(Turbo)」シリーズは、軽量でかえりが良く、身体の重心を中心へ促しながら、足の自然なローリング運動(かかとからつま先への蹴り出し)をサポート。また靴底(内側)とアッパーは同一素材の一枚革が袋縫いされており、まるで足袋や手袋のような、足全体を包み込んでくれるような履き心地も魅力的だ。また、設立当初よりヨーロッパ法にて規定・選別された素材のみを用い、必要以上の接着剤を使用しない等、資源の無駄を省いた生産体制を守り続けているエコフレンドリーなブランドでもある。国内では“ザ・ナチュラルストア”などの一部セレクトショップなどで購入が可能。価格帯は1~3万円台だ。

photo by lointsofholland

出典:https//www.instagram.com

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