#アンマークド (UNMARKED)ー ブランド図鑑 vol.494

2011年、メキシコでスタートしたすべての工程をハンドメイドで製造するシューズブランド“アンマークド(UNMARKED)”。今回は「機能性と美学を統括した現代的なアプローチと伝統技術の融合」をコンセプトに掲げる同ブランドについてご紹介する。

出典元:photo by unmarked

2011年、メキシコでスタートしたすべての工程をハンドメイドで製造するシューズブランド“アンマークド(UNMARKED)”。今回は「機能性と美学を統括した現代的なアプローチと伝統技術の融合」をコンセプトに掲げる同ブランドについてご紹介する。

目次

ブランドのなりたち

2011年、メキシコでスタートしたシューズブランド“アンマークド(UNMARKED)”。活動の拠点はLAで、メキシコでハンドメイドで製造を行うファクトリーブランドだ。創業者のヒューゴ・フォンセはメキシコのケレタロで生まれ、メキシコのレオンで中国系メキシコ人の家庭で育った。靴づくりを志しグッドイヤーウェルテッド製法を学んだ後でも「ハンドメイドシューズを通して、メキシコの伝統を取り戻すこと」を目的に会社を設立するなど「機能性と美学を統括した現代的なアプローチと伝統技術の融合」が “アンマークド(UNMARKED)”のコンセプトであり、デザインの本質となっている。10年間で彼はこのプロセスを完成させ、新しい素材を追加し、技術を組み合わせて、人々にメキシコの伝統を再考する機会を作り続けている。ヒューゴとクラリベルという若い2人のデザイナーによる同ブランドは、既に米国やヨーロッパなどでも注目されている。

“アンマークド(UNMARKED)”について

メキシコを拠点に、すべての工程をハンドメイドで製造するシューズブランド“アンマークド(UNMARKED)”。シューズは1920年代の旧式の機械で、伝統的な技術を用い完全ハンドメイドで製作。bilboというスペイン製の軽量ソールやレザーの材質など、履きやすさを何よりも優先することにこだわり、またデザインにおいてもメキシコの伝統的なモチーフや製法を継承しながらも、アメリカのワークブーツやモカシンなどをカジュアル風にアレンジしたシューズを展開している。熟練した職人によるシューズは1足作るのに全200工程をオールハンドメイド。そして全ての靴は、グッドイヤーウェルテッド製法でしっかりとつくられているので強く、長持ちするシューズを着用することができるという。ラインナップはスニーカーや、ブーツをはじめとしてサンダルやローファーなども豊富にラインナップする。国内では取り扱いのある一部のセレクトショップで購入が可能。価格帯は1~6万円台だ。

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出典:https//www.instagram.com

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