長年靴業界に携わってきたルートや知識を生かしたお取り寄せが強み「三茶スニーカー」
「あなたのスニーカー御用聞きになりたい」がモットーのシューズショップ「三茶スニーカー」。店長の岡山さんは20年以上もスニーカーのフィッティングを行い、先代から続く靴業界へのルートや、知識を生かしたお取り寄せが強みの "街のくつやさん" である。しかしこのお店は、全国からお客さんがやって来るという。今回は、そんな同ショップの魅力についてご紹介する。
靴の販売だけでなく、社交場としても機能する「街のくつやさん」の最高峰。
ショップは、東京・三軒茶屋駅から世田谷通りに沿って環七通り方面へ5分ほど歩いた商店街の中にある。スタイリッシュな外観から、あふれるシューズ愛。おそらく、当初はもっと数を絞ってディスプレイされていたであろう店内の靴の数がだんだん増えていき、徐々にスペースが埋め尽くされていったのであろう。足元にはシューズボックス、そして天井までびっしりとディスプレイされた靴たち。
エントランスを入って左手に「三茶スニーカーのツカイカタ」というボードがある。曰く、”三茶スニーカーでは、お取り寄せをおすすめしています”。店舗スペースなどの関係もあり、在庫がないスニーカーも多く存在するが、「このモデルのこのサイズが欲しい!」とお電話かメールでお伝えすれば、店長さんが探してきてくださるとのこと。
また、取り寄せスニーカーがイメージと違っても、無料で返品OK(返送料無料)。「思ったのと、なんか違う」「サイズが合わない」という場合、気軽に返送することができる。
さらに、欲しいスニーカーが自分の足に合うか不安な場合は、20年間スニーカーのフィッティングを行ってきた店長さんが、過去に履いていたスニーカーのメーカーなどをヒアリングし、自分の足に合う靴を提案してくれる。まさに「街のくつやさん」の最高峰。
店内には、既にお客様がいらっしゃり、取り寄せたはずのシューズが今日届いているはずだと伝えている。ご高齢の女性だが、以前購入したものがよかったので、同じものの1サイズ上を取り寄せたとのこと。リピーターのお客様だ。世間話と靴の購入に必要な話とが半々ぐらい。ここは街の社交場でもある。
ラインナップは”パトリック(PATRICK)”や”スピングルムーブ(SPINGLE MOVE)”、”メレル(MERRELL)”、”コンバース(CONVERSE)”、”ムーンスター(MOONSTAR)”、”ケアソク(CARE:SOKU)”など。あまりお目にかかれないテイストのシューズも置かれているので、そんな”出会い”も期待できる。
”パトリック”は直営店レベルの品揃えだ。直営店にもないような、プラチナ&ゴールドな1足も輝いている。店員さん曰く、街を歩いていると、普通にお年寄りが履いていたりするそう。それはうちの店の靴なんですよ、と。
足にいい靴しか勧めないので、リピーターはもちろん、紹介などでもお客さんが訪れる。実際、店長さんのフィッティング技術には驚く方が多いようだ。靴の合う・合わないだけではなく、靴紐の通し方やインソールの調整で、よりフィット感を得ることができる、そんな技術も教えてくれる。
伺った時には店長がご不在だったのですが、今度は店長さんがいらっしゃるときに伺ってみたいと思います。街に愛され、信頼されていることが感じられるショップだ。
靴難民の方は、ぜひ「三茶スニーカー」まで、一度足を運んでいただきたい!
ショップ情報
三茶スニーカー
住所:〒154-0024 東京都世田谷区三軒茶屋2-16-12 植松ビル1F
電話:03-5481-1413
MAIL : info@crossplay.jp
営業時間:11:00-19:00(無休)