#ヒュンメル (hummel)ー ブランド図鑑 vol.434

1923年、デンマークでスタートしたシューズブランド"ヒュンメル(hummel)"。今回は、ブランドミッション“Change the World Through Sport.”(スポーツを通して世界を変える)を掲げ、世界で初めてスタッド付のサッカースパイクを開発した同ブランドについてご紹介する。

出典元:photo by hummel_japan

1923年、デンマークでスタートしたシューズブランド"ヒュンメル(hummel)"。今回は、ブランドミッション“Change the World Through Sport.”(スポーツを通して世界を変える)を掲げ、世界で初めてスタッド付のサッカースパイクを開発した同ブランドについてご紹介する。

目次

ブランドのなりたち

1923年創業、デンマークのシューズブランド"ヒュンメル(hummel)"。社名の"ヒュンメル(hummel)"は、”不可能を可能にするシューズ”という意味で、胴体が大きく理論上飛べないとされる"マルハナバチ"が、努力を重ねて飛べるようになったとされる逸話を重ね合わせ、ブランドネームが付けられた。スタッド(金具)付きのスパイクを考案したことで知られている同ブランドは、元々ドイツ出身の創業者、アルベルト・ベスマーが、雨の日に泥沼と化したグランドを駆けまわる選手たちにヒントを得て作りだしたもの。その後もアスリートに寄り添ったシューズ製作を続けた"ヒュンメル"は1960年代初めからブランドを世界規模に成長させていく準備を進め、1980年代には欧州のビッグクラブと共に成長し、正式にデンマークブランドとして生まれ変わる。2014年には日本のサッカー界で躍進を続けるV・ファーレン長崎が"ヒュンメル"とサプライヤー契約を結ぶなど、現在もグローバルに躍進を続けている。

"ヒュンメル(hummel)"について

ブランドミッション“Change the World Through Sport.”(スポーツを通して世界を変える)のもと、スポーツを通して多様性のあるインクルーシブな社会を目指すブランド"ヒュンメル(hummel)"。1998年から“CHARACTER(個性)”というブランドテーマのもとで革新的なアプローチを続け、1999年にはヴィンテージファッションとスポーツをうまく融合させたラインも立ち上げ、レトロなランニングシューズを現代的に再構築した「MARATHONA SUEDE」を展開するなど、新しい試みもスタートしており、日本でも再注目されている。ラインナップはライフスタイルシューズをはじめ、サッカースパイク、ランニングシューズ、ハンドボールシューズ、サンダルなど。国内では公式オンラインストアのほか、全国の取扱いのある店舗で購入が可能だ。価格帯は1万円前後となっている。

photo by hummel_japan

出典:https//www.instagram.com

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