長く愛せる極上の一足を提案する日本の紳士靴ブランド"三陽山長(さんようやまちょう)"
2001年秋にスタートした、日本発高級紳士靴ブランド"三陽山長(さんようやまちょう)"。一貫して「品質本位」を信条とし、「技」「匠」「粋」という和の精神に基づいた日本人による拘りの靴を提案している。長く愛せる極上の一足を提案するため、世界最良の素材を駆使し、日本の熟練職人による質の高い製品を提供。今回は、そんな同ブランドが2018年3月にオープンした「三陽山長 東京ミッドタウン日比谷店」をご紹介する。
ブランド初の複合ショップ「三陽山長 東京ミッドタウン日比谷店」
日比谷公園にほど近い、東京ミッドタウン日比谷。その2階にあるのが「三陽山長 東京ミッドタウン日比谷店」だ。「TIMELESS WORK.」をコンセプトに、"三陽山長"のシューズを中心にウエアや雑貨なども展開する、ブランド初の複合ショップである。
ショップはダーク調の木材と漆喰のようなやわらかい壁に囲まれた、開放的なスペース。左側のエリアにシューズ類が、左側にシューケア用品とアパレルが並んでいる。シューケア用品は100種類用意されているそうで、靴好きにはたまらない空間となっている。
ショップのデザインテーマは「和×WA」で、「和」は日本の持つ 歴史・伝統・技術などの凛とした美意識と同時に、人と人の繋がりを意味しているそう。このテーマを白を基調としたモダンなデザインに落とし込み、新しい「WA」の空間を演出している。ショップの奥にはダークウッドの大きめのカウンター、ショップ中央には円形のカウンターを設置し、ゆったりとお買い物が楽しめるスペースが構成されている。
シューズラインナップは、スニーカーからグッドイヤーウェルテッド製法のドレスシューズまで、幅広い展開。レディメイドのほかにも、オーダーメイドも随時受けつけている。店内中央には円形のシューケアコーナーが設けられており、本格的な修理のほか、愛用の靴を磨いてくれるなどのメンテナンスも随時受け付けている。なんと”三陽山長”以外の靴の修理やポリッシュなども相談することができるというから太っ腹だ。
際立っていたのは、”三陽山長”のアイコンとも言える「友二郎」と「勘三郎」。ブランド設立時から展開されており、その象徴とも言えるベーシックな1足がストレートチップの「友二郎」。設立10周年となる2010 年には木型をR201 からR2010 へと変更し、さらなる進化を遂げている。グッドイヤーウェルテッド製法で作られており、細部までこだわり抜いた”ものづくり”の集大成であると同時に、シーンを選ばない定番モデルとして絶大な支持を集めてきたモデルでもある。
その「友二郎」と並び称される1足が、スキンステッチUチップの「勘三郎」だ。普遍的な美しさをたたえるラウンドトウ、わずか1.4㎜の断面を縫い合わせるスキンステッチ。またその履き心地も、日本人の足に合わせ、敢えて甲を低く抑えた足に吸い付くような感触に満足感を覚える。
それは鋭く研ぎ澄まされた日本刀を思わせる輝きと、実用性も兼ね備えた履き心地。
日本の職人技が注ぎ込まれた丁寧な1足は、「ここに日本の靴ありき」と主張をしているように見える。
日本という国が誇らしくなるような1足。
ぜひ一度足を運んで試着してみて欲しい。シューズクローゼットの中に加えたい、という靴に出会えること請け合いだ。
ショップ情報
三陽山長 東京ミッドタウン日比谷店
住所:東京都千代田区有楽町1-1-2東京ミッドタウン日比谷2階
営業時間:11:00〜20:00
電話:03-6812-7130
三陽山長 公式サイト
【三陽山長 公式ホームページ】2001年秋、日本発高級紳士靴ブランドとしてデビューし、一貫して「品質本位」を信条としてきました。世界最良の素材を駆使し、日本の熟練職人による質の高い製品を提供しています。
出典:http://www.sanyoyamacho.com/