2004年、パリ・ファッションウィークで発表するコレクションをデザインしたことで一躍脚光を浴びることとなったシューズブランド"ペネロペチルヴァース （Penelope Chilvers）"。当時ウィリアム王子の当時のガールフレンドであったキャサリン妃が着用、現在でも折に触れてコーディネートに登場していることで、世界中から注目を集めるブランドとなった。

デザイナーのペネロペ・チルバーズはイギリスで生まれ育ち、その後スペイン・マドリードのコンプルテンセ大学で学ぶ傍ら、画家兼デザイナーとしてバルセロナの街に数年間住み、伝統的なスペインの乗馬ブーツを身に着けて、街の上の丘にある公園で昼休みに乗馬をすることを楽しんでいたことから、「スペインの乗馬ブーツをイギリスに持ち込む」というアイデアを追求。英国に戻り、100足以上のロングタッセルブーツを大手ファッションブティックなどに販売するようになる。

エッジの効いたファッショナブルなデザインと、エレガンスさを忘れさせない気品漂うデザインが漂う"ペネロペチルヴァース （Penelope Chilvers）"のシューズ。季節ごとのトレンドを意識したシームレスなアイテムを展開しており、ラインナップにはロングタッセルブーツを始め、素材や色、共に北欧民族らしい暖かみのあるショートブーツや、天然ジュートと手縫いの構造を使用した伝統的な製法を取り入れた、エスパドリーユ、手作りの革のサンダル、スニーカー、スリッパなど。日本では取り扱いのある通販サイトなどで購入可能。価格帯は1万～7万円台までと幅広い。