ローファーの生みの親"ジー・エイチ・バス(G.H.BASS)"
1876年、アメリカのメイン州ウィルトンで、ジョージ・ヘンリー・バスによって設立されたシューズブランド "ジー・エイチ・バス(G.H.BASS)" 。「目的に合った最高の靴」をつくるべく、耐久性の優れた革を使い、快適な靴やブーツをつくることに成功し、アメリカの精神を具現化した同ブランドは、世代を超えてあらゆる人々に愛され、やがてアメリカの文化のひとつとなった。
かのマイケル・ジャクソンを魅了するにとどまらず、日本においても、かつてアイヴィー・スタイル旋風が巻き起こった際、アメリカのトラディッショナルなアイヴィースタイルを身にまとった「みゆき族」の足元にあったのも "バス" であった。
それもそのはず、同ブランドはローファーの生みの親なのだ。靴ひもがなく着脱が楽にできることから、いつしか「ローファー」(=“怠け者”の意)と呼ばれるようになったこのシューズ。1950年代にアイビーファッションに身を包んだアメリカの名門大学生たちがこぞって履いたことによって、今ではトラッドスタイルの足元を飾る代名詞的存在となっている。今回は、そんな同ブランドがギンザシックスに期間限定でオープンしている「G.H.BASS POP UP STORE」をご紹介する。
ギンザシックスでの期間限定ショップ「G.H.BASS POP UP STORE」
銀座最大級の商業施設「ギンザシックス(GINZA SIX)」。その5階に、2021年3月26日(金)〜5月9日(日)の期間限定で "G.H.BASS" がショップを出している。かつて、銀座・みゆき通り近辺にたむろしていたことから「みゆき族」と称された若者たちが、こぞって履いた"G.H.BASS"のローファーが、銀座へご帰還だ。
白を基調とした明るい内装のショップには、アメリカらしい雰囲気を出すため、中目黒にある古着屋「JUMPIN' JAP FLASH (ジャンピンジャップフラッシュ)」の商品も並んでいる。靴だけ並んでいる寄りもやわらかい印象になり、入りやすい工夫がされていると感じる。しかも "バス"のシューズの価格帯は2万円台と、お手頃なものが多い。春先にぴったりなシューズと洋服が、お得な予算で合わせ買いできそうだ。
アイビーの洗礼を受けたオールドファンから若い世代や女性まで、ブランドのファンはもちろんのこと、靴好きの注目を集めるポップアップストア。
近くまで来た際には、ぜひ立ち寄ってみていただきたい!
ショップ情報
G.H.BASS ポップアップストア
住所:東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 5F
営業時間:11時30分〜19時00分
※開催期間: 2021.03.26- 2021.05.09
G.H.BASS公式ホームページ&オンラインショップ
ジョージ・ヘンリー・バス(GeorgeHenryBass)氏によって設立された老舗シューズブランド、G.H.BASSの日本公式サイトです。
出典:http://ghbass.jp/