アメリカの精神を具現化したシューズブランド"G.H.BASS(ジー・エイチ・バス)"
1876年、アメリカ・メイン州ウィルトンにて、ジョージ・ヘンリー・バス氏によってスタートしたシューズブランド "G.H.BASS(ジー・エイチ・バス)"。もともとシューズショップで働いていたバス氏は、労働者が履く靴やアウトドアシューズの出来に疑問を持ち、自ら靴を作ることを決意。「目的に合った最高の靴」をつくるべく、耐久性の優れた革を使い、快適な靴やブーツをつくることに成功。そんなアメリカの精神を具現化した同ブランドは世代を超えて世界中で愛されるようになった。今回は、そんな同ブランドが2019年11月に東京・青山にオープンした「G.H.BASS TOKYO」をご紹介する。
日本初の直営店「G.H.BASS TOKYO」
東京・青山の外苑西通り(キラー通り)沿いに位置する "ジー・エイチ・バス(G.H.BASS)" 日本初の直営店「G.H.BASS TOKYO(ジー・エイチ・バス トウキョウ」。地下鉄銀座線の外苑前駅を出て、外苑西通り沿いを国立競技場方面へ進んだワタリウム美術館の並びに位置している。外苑通りに似つかわしい、赤レンガに青いひさし。明るくシンプルな店内には、往年のスター ポール・ニューマンなどが "G.H.BASS" を着用するポスターが飾られている。その下には様々な種類のローファーがずらりと並び、ポスターと相まって、オールド・アメリカンな雰囲気が新鮮に感じられる。
ひとくちに「ローファー」と言っても、大きく分けて2種類あるそう。サドルベルトがすっきりしているアメリカンタイプと、サドルの両端が丸まったヨーロッパで人気のタイプだ。また、アッパーにキルトやバックル、ビット金具などの飾りがついたタイプも魅力的。
アイコンモデルのローファーライン「ウィージャンズ(Weejuns)」が有名な同ブランドは、かつてマイケル・ジャクソンが「スリラー」のミュージックビデオ内で履いたことでも知られており、日本でもかつて、アイビースタイルの象徴ともいえるローファーが大流行した。
素材使いも巧みだ。オイルドレザーモデルや、ハリスツイード(イギリスの伝統工芸)を使ったモデル、アッパーの革の色が異なるバイカラー、パイソン柄、そして日本限定のグレインレザーを用いた日本限定モデル…。
これだけ種類があれば、お気に入りの1足が見つかりそうだ。しかも、どれも2万円台とお手頃なのも嬉しい。女性向けのローファーも充実しており、エナメル素材でキャンディのように明るいカラーのものも。まるでローファーの宝箱!
1964年、日本で初めてオリンピックが開かれた年に流行していたアイビールック。その足元には、いつも "G.H.BASS" があった。今年再び、2021年に開催予定の東京オリンピック。そのメイン会場となる新国立競技場に続くキラー通りにオープンした「G.H.BASS TOKYO」は、ブランドの発信基地として新たな歴史をスタートさせている。
お散歩がてら、ぜひ訪れてみてほしいショップ「G.H.BASS TOKYO」。
お気に入りの1足が見つかること、間違いなしだ。
ショップ情報
G.H.BASS TOKYO
住所:東京渋谷区神宮前3-1-24 ソフトタウン青山1F
営業時間:11時〜20時
電話:03-5843-0777
G.H.BASS 公式ホームページ&オンラインショップ
ジョージ・ヘンリー・バス(GeorgeHenryBass)氏によって設立された老舗シューズブランド、G.H.BASSの日本公式サイトです。
出典:http://ghbass.jp/