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#ジャランスリウァヤ有楽町 ショップ紹介ー#220

1919年、テデ・チャンドラによってインドネシアでスタートしたシューズブランド"ジャラン スリウァヤ(JALAN SRIWIJAYA)"。今回は2021年2月に"G.H.BASS"とのダブルネームで出店した「ジャラン スリウァヤ有楽町」をご紹介する。

1919年、テデ・チャンドラによってインドネシアでスタートしたシューズブランド"ジャラン スリウァヤ(JALAN SRIWIJAYA)"。今回は2021年2月に"G.H.BASS"とのダブルネームで出店した「ジャラン スリウァヤ有楽町」をご紹介する。

目次

ハンドソーンウェルテッド製法の数少ないシューズブランド "ジャラン スリウァヤ(JALAN SRIWIJAYA)"

1919年、テデ・チャンドラによってインドネシアでスタートしたシューズブランド"ジャラン スリウァヤ(JALAN SRIWIJAYA)"。オランダの植民地であったことから、当初は外国人向けのミリタリーブーツを手掛けていたが、その後、経営者の息子ルディ・スパーマンが「これからは平和の時代だ」という想いから、靴の聖地でもあるイギリスのノーザンプトンで修業を積んだのち、フランスで皮革の生産を学び、ビスポークシューズによく用いられており、グッドイヤーウェルト製法の原型ともなる製法「ハンドソーンウェルテッド製法」での靴作りを行うようになった。今回は、そんな同ブランドが2021年2月にオープンしたダブルネームの新店舗「ジャラン スリウァヤ / G.H.BASS 有楽町」のうち、"ジャラン スリウァヤ"についてご紹介する。

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"G.H.BASS"とのダブルネームで出店した直営店「ジャラン スリウァヤ有楽町」

ショップは、JR有楽町駅前にある有楽町ビル。エントランスを路面店側とビル内商店街側に持つことから、この特性を生かし、ダブルフェイスの2ブランドショップとなっている。

「丸の内といえばオフィス街」というイメージも未だ強いのだが、ミッドタウン日比谷ができるなど、徐々に街が古いものと新しいものが共存するようになり、そこを行き交う人々もオフィスに勤める人やショッピングを楽しみに来た人、老若男女問わず行き交う街に変化した。そんなライフスタイルの変化に合わせるかのように、品揃えもドレスとカジュアル、メンズ&ウィメンズと幅広くラインナップ。もちろん、シューズリペアやポリッシュなどの充実したケアサービスも展開している。

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膨大な時間と労力を要するために大量生産には向かず、そのために「革靴の真骨頂」と言われる、このハンドソーンウェルテッド製法。昨今では徐々に減少の一途をたどり、高度な技術を持つ職人もいなくなるにつれ、とても貴重な製法になってきた。この製法は、最後のアウトソールの縫いのみを機械で行い、あとの工程はすべてハンドメイドで作られている。最大の特徴は手縫いでなくては不可能な、曲がった針を使って行う 「すくい縫い」。熟練の職人によりアッパー、中底、ウェルトを松脂を擦り込んだ麻糸で縫いつけていく。グッドイヤーウェルト製法に使われる、リブと呼ばれるパーツを使用しないため、返りがよく、とても軽い履き心地を味わうことができる。そして、構造上インソールの下側にウェルトを縫い付ける為のリブを掘るため、インソールの厚さは通常の革靴より厚いものを使用し、結果的に履きこむことにより足に沿って沈みが生まれパーソナルレベルでの履き心地の良さが実現される。

ショップ内にはこのつくりが良く分かるよう、靴の断面がディスプレイされている。つくりのよさと、どことなく漂う東南アジアらしいリゾートっぽいテイストが絶妙なシューズたちは、仕立ての良い麻のスーツなどによくマッチしそうだ。つくられているものは英国式の革靴であるにもかかわらず、こうして産地の香りが漂うのは何故なのだろう。

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手間暇かけてつくられた、ハンドメイドの革靴が、3万円台から手に入るというコストパフォーマンスの良さ。そして、どこか南国の香りが漂う、肩の力を抜いて履ける靴。
良靴に出会いたい、と興味を持たれた方は、ぜひ立ち寄り、手に取り見ていただきたい!

ショップ情報

Jalan Sriwijaya / G.H.BASS 有楽町
住所:〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-10-1 有楽町ビル1階
電話:03-6812-2611
時間:11時~20時(感染拡大防止対策につき当面の間19時閉店)

ジャラン スリウァヤ公式オンラインショップ

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