1981年、フランス靴産業における中心の町・ロマン＝シュル＝イゼールにて、ロベール・クレジュリーが自身の名を冠してスタートさせたシューズブランド “ロベール・クレジュリー“。91年にロベール自身は一時引退するも、2004年に復帰。2011年から2017年まではファッションデザイナー、ローラン・ムレがクリエイティブディレクターに就任するが、その後 "メゾン マルジェラ"、"クロエ"、"バレンシアガ"など数々のメゾンでシューズを手掛けてきたダヴィッド・トゥルニエール・ボーシエルが新クリエイティブ・ディレクター就任している。2019年にはブランド名を"ロベール・クレジュリー"から"クレジュリー"に変更して現在に至っている。

"クレジュリー"は、モダンとレトロなファッションをユニークな解釈で捉えた構造的なシェイプが特徴のシューズブランド。そのユニークなデザインは高く評価されており、ファッションフットウェア協会から「ベストデザイナーオブザイヤー」に3度選出されるほど。さらに2005年にはアメリカ靴協会の殿堂入りを果たしている。現在ではパリ、ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルス、カンヌ、マドリッド、ジュネーブなどの主要な都市に直営ブティックを持つまでとなり、250を超える卸売パートナーを通じて世界中に流通している。靴の生産は創業当初よりすべてフランスで行っている。日本では取扱いのある通販ショップなどで購入が可能、価格帯は2～8万円ほどだ。