ブランドの成り立ち
2018年、日本・奈良でスタートした"ベンチ(bench)"。「奈良の良品を世界の良品に。」をコンセプトに掲げ、特に便所サンダルをファッションアイテムに昇華した「ベンサン(BENSAN)」を展開し、人気を博している。
"ベンチ (bench)"について
タッセル付きやダブルモンクなど、様々なラインナップの「ベンサン」を展開し話題となっている"ベンチ (bench)"。モチーフとなっているのは通称「便所サンダル」、「ベンサン」と呼ばれるPVC素材のサンダルである。牢性、抗菌機能から病院や学校など公共施設の多くで何十年と日本人に親しまれてきたこのアイテムに新しい付加価値をつけ、生まれ変わらせたのが同ブランドだ。国産便所サンダルは奈良県が製造産地であり、中でもニシベケミカル社はその道40年の職人技を生かし、品質の高さによってシェアを占める安価な海外製品との明確な差別化を図っている。この「ベンサン」は奈良の良品・便所サンダルの魅力を世界に発信するべく、ニシベケミカル社とのコラボレーションラインとして商品を展開している。プラスする素材もレザーやアクリルなど豊富なバリエーションを揃えており、便所サンダルを知らない人には斬新に感じられ、知っている人には新しい驚きとともに受け入れられている、まさに「新しく、懐かしい」アイテムである。価格はシンプルなものが3,000円台から、リッチなテイストのものは30,000円台と幅広い。公式サイトや取扱い店舗などで購入可能だ。
「左/COVERED MOUTON SHARK SOLE(bench 20/21 winter campaign visual)」photo by the_bench_official
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