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#バレンシアガ (Balenciaga)ー ブランド図鑑 vol.245

1918年、スペインにて、クリストバル・バレンシアガ氏によってスタートしたファッションブランド"バレンシアガ (Balenciaga)"。今回はダッドスニーカーブームを巻き起こした傑作スニーカーを誕生させた同ブランドについてご紹介する。

1918年、スペインにて、クリストバル・バレンシアガ氏によってスタートしたファッションブランド"バレンシアガ (Balenciaga)"。今回はダッドスニーカーブームを巻き起こした傑作スニーカーを誕生させた同ブランドについてご紹介する。

目次

ブランドの成り立ち

1918年にスペインにて、クリストバル・バレンシアガ(Cristobal Balanciaga)氏によってスタートしたファッションブランド"バレンシアガ (Balenciaga)"。母親から仕立てとドレスメイクを習い、独学で裁断と縫製を学んだのち、パリのスーツをリメイクした服で才能を認められ、マドリードの仕立て屋での修業を経た1918年、スペインのサン・セバスティアンに最初のオートクチュールハウスをオープンする。そのデザインは高い評価を受け、スペイン国内に次々と店を広げる王室を顧客に持つなど、スペインのファッション界をリードする存在となったが、1936年に発生したスペイン内戦を機にパリへ渡る。1937年、パリのアベニュー・ジョルジュサンク10番地をクリエイティブの中心地とし、以来現在まで同じ場所に旗艦店を構えている。そのシンプルで完璧なシルエットは高く評価され、パリのエレガンスを体現する存在となるが、1968年にはクチュールハウスを閉店。1972年のバレンシアガ氏の死をきっかけに一時ブランドを休止していたが、1995年、ニコラ・ジェスキエールがライセンスデザイナー・1997年にクリエイティブディレクターに就任。そのデビューコレクションは、衝撃的な印象を残し、新生バレンシアガをアピールする。2012年以降はアレキサンダー ワンがクリエイティブディレクターを務め、2015年にはヴェトモンのデムナ・ヴァザリア(Demna Gvasalia)が新アーティスティックディレクターとなっている。2020年7月にはクリストバル・バレンシアガがメゾンを閉じてから52年の月日を経て、オートクチュールを再開、専門チームを作り、歴史的なアドレスであるアベニュー・ジョルジュサンク10番地にて当時のサロンを再現したアトリエを設立する。

"バレンシアガ (Balenciaga)"について

クリストバル・バレンシアガによってスペインで創業された、フランスのラグジュアリーブランド"バレンシアガ(BALENCIAGA)"。ウェアからシューズ、バッグなどアクセサリーまでトータルで展開している。中でも2017年9月にバレンシアガが発表したスニーカー「トリプル S」は、ダッドスニーカーブームを巻き起こした傑作スニーカーとして知られている。ランニング、バスケットボール、トラックの3種のスポーツシューズをもとにデザインされ、それらを重ね合わせた分厚いソールが特徴的で斬新なデザインは発売前の段階から世界中で話題を集め、初期モデルは定価が約10万円と高額であるにも関わらず、即完売を記録した。

「TRACK.2」photo by Balenciaga

出典:https//www.instagram.com

公式サイト

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