ブランドのなりたち
2007年、デザイナー・勝川永一氏が日本にてスタートしたシューズブランド”エイチ.カツカワ(H.KATSUKAWA)”。国内の靴メーカー勤務を経て渡英し、ノーザンプトンにあるトレシャム・インスティテュートのフットウェアコースにて靴のデザインと製作を学び、卒業後は、伝説的なデザイナーと言われるポールハーデン氏のもとで師事。帰国後、靴修理職人として働く傍ら、靴のデザインと製作を継続し、2007年に独自の皮革に拘ったシューズコレクションを発表し、大手セレクトショップにて展開される。2008年、JLIAレザーグッズ・デザインアワード2008にて審査員特別賞を受賞。またイタリア靴見本市”MICAM”にて招待デザイナーとして2009年より7回連続出展を果たすなど、多くの功績を残す実力派として世界からの注目を集めている。2017年より、ブランド名を現在のものに変更している。
”エイチ.カツカワ(H.KATSUKAWA)”について
「プロダクトから、世界を感じる」というコンセプトのもと、皮革素材やその製造過程、文化や自然化学などの様々な背景から感じる世界を広げ、商品を作るシューズブランド”エイチ.カツカワ(H.KATSUKAWA)”。手作りの靴ならではの温かみが感じられる同ブランドのシューズに合う素材を探す中で、ふと捨てられていた革が目に留まり、”ニベレザー”が誕生する。ヨーロッパ靴に使用される革は、きめが細かく揃っているものが美しく上質だという価値観があるが、同ブランドの”ニベレザー”は荒々しく、動物の抜け殻という生命感が溢れる素材。そんな素材を活かすべく、皮革の違う視点に気づいてもらえるよう提案を続けている。国内では一部セレクトショップおよび公式オンラインストアで購入可能だ。
公式サイト
KATSUKAWA EIICHI/ 勝川 永一. シューズデザイナー / レザーアーティスト
出典:http://hkatsukawafromtokyo.net/