#ジョージクレバリー (GEORGE CLEVERLEY)ー ブランド図鑑 vol.220

1958年、イギリスにてスタートしたシューズブランド”ジョージクレバリー(GEORGE CLEVERLEY)”。今回は、エレガントなデザインと履き心地の良さが高く評価されている同ブランドについてご紹介する。

出典元:photo by georgecleverley

1958年、イギリスにてスタートしたシューズブランド”ジョージクレバリー(GEORGE CLEVERLEY)”。今回は、エレガントなデザインと履き心地の良さが高く評価されている同ブランドについてご紹介する。

目次

ブランドのなりたち

1958年、イギリスにてスタートしたシューズブランド”ジョージクレバリー(GEORGE CLEVERLEY)”。創業者のジョージクレバリー氏は、ロンドンの靴職人の家に生まれ、ロンドンの高級靴店”タックゼック(Tuczek)”で38年キャリアを積んだ後、自身のブランドを立ち上げる。現在ブランドアイコンとなっている「チゼル・トゥ」で世界を魅了し、伝説の靴職人と言われたが、1976年に惜しまれつつもブランドをたたむこととなる。しかしその2年後、自らの技術を新しい世代に継承すべく、ジョン・カネーラ氏とジョージ・グラスゴー氏に白羽の矢を立て、ブランドを再開。1991年に創業者が他界するが、技術を受け継いだ2人が同ブランドを建て直し、1994年には既製靴ラインをスタート、国内外から注目を集めている。

”ジョージクレバリー(GEORGE CLEVERLEY)”について

エレガントなシェイプと「まるでグローブ(手袋)の様」と表現されるフィット感が高い評価を集める”ジョージクレバリー(GEORGE CLEVERLEY)”。作りがしっかりしていて重厚な印象が多い英国靴には珍しく、色気のあるフォルムが特徴で、独特なシルエットは世界中の靴好き達を魅了してきた。最大の特徴は、トゥスタイルにあり、今では珍しくない「ノミで削り取ったようなつま先」と表現される”チゼル・トゥ”の元祖が”ジョージクレバリー(GEORGE CLEVERLEY)”であると言われている。また、1786年に沈んだ英国のプリマス号から1973年に発見された幻の皮革、ロシアン・カーフ(1700年代の帝政ロシアにおいて生産されていた、トナカイの原皮を材料とする高価な皮革)といち早くコラボレーションしたのも同ブランド。顧客には歴史的に名を残す人物も多く、エルトンジョンやラルフローレン、デイビットベッカムなど、多くの著名人をも魅了し続けている。国内では伊勢丹などの百貨店やインターネット通販などでの購入が可能だ。価格は4万円台~。

「Hamptons」photo by georgecleverley

出典:https//www.instagram.com

ジョージクレバリー公式サイト

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