#イグアナアイ (iGUANEYE)ー ブランド図鑑 vol.211

2013年、フランス出身のプロダクトデザイナー、オリビエ・タコ氏によってスタートしたシューズブランド”イグアナアイ(iGUANEYE)”。今回は、インディオから着想した「靴でもサンダルでもないシューズ」を展開する同ブランドについてご紹介する。

出典元:photo by iguaneye

2013年、フランス出身のプロダクトデザイナー、オリビエ・タコ氏によってスタートしたシューズブランド”イグアナアイ(iGUANEYE)”。今回は、インディオから着想した「靴でもサンダルでもないシューズ」を展開する同ブランドについてご紹介する。

目次

ブランドのなりたち

2013年、フランス出身のデザイナーオリビエ・タコ氏がスタートしたシューズブランド”イグアナアイ(iGUANEYE)”。「原始の目で、現代を見つめなおす」をブランドコンセプトに、人類が誕生する数億年前から地球に存在し、人間がどんな文明を作り上げてきたかを見続けてきたイグアナにちなみ、”イグアナアイ(iGUANEYE)”というブランドネームが付けられた。この新しい履きものは、「アマゾンの先住民はゴムの木から採った樹液に足を浸し、火で燻して固め、ゴム底にしていた」という探検家の記述からヒントを得て開発されたシューズだ。ブランド創設翌年の2014年には世界初となるストアを東京・青山でスタート。1号店が日本であった理由は、日本人は草履や下駄などを履き、西洋人よりもずっと裸足に近い履物を身に着けてきたことにインスパイアされたためだという。このショップは2015年に「JCD INTERNATIONAL DESIGN AWARD 2015」で準大賞を受賞。ショップの内装デザインも靴同様に注目されている。

”イグアナアイ(iGUANEYE)”について

「大地を感じ、どんな地面でも歩け、走り回れる履物を作る」という想いで、靴でもサンダルでもない靴を展開する"イグアナアイ(iGUANEYE)"。同ブランドのシューズは、一体成型されたボディーにコルクとラテックスの混合物であるゴム素材・エラストマーが使われ、どのような形状にも対応する。弾力性に優れ、コルクは汗を吸収し臭いを防ぎ、ゴム製のアウトソールは高い耐久性も持ち、汚れた時は中性洗剤で汚れをオフできるのも嬉しいポイントだ。スエードのインソールは洗濯が難しく退色が避けられない素材のため、シーズン毎に交換することがオススメである。ボディー9色、インソール6色の組み合わせで54通りのコンビネーションが楽しめる。国内では、青山店もしくは公式オンラインストアで購入可能。価格は1万円台~、交換可能なインソールは4千円台~となっている。

「FS 」photo by iguaneye

出典:https//www.instagram.com

公式サイト

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