#フィットフロップ (fitflop)ー ブランド図鑑 vol.205

2007年、美容業界で有名な起業家マルシア・キルゴア氏がロンドンのサウスバンク大学のバイオメカニスト達と共同開発したコンフォートシューズブランド”フィットフロップ(fitflop)”。今回は、ヨーロッパやアメリカで爆発的な人気を誇る同ブランドについてご紹介する。

出典元:photo by fitflop_japan

2007年、美容業界で有名な起業家マルシア・キルゴア氏がロンドンのサウスバンク大学のバイオメカニスト達と共同開発したコンフォートシューズブランド”フィットフロップ(fitflop)”。今回は、ヨーロッパやアメリカで爆発的な人気を誇る同ブランドについてご紹介する。

目次

ブランドのなりたち

2007年、イギリスでスタートしたコンフォートシューズブランド”フィットフロップ(fitflop)”。同ブランド生みの親は、世界的なデイスパブームの先駆けとなったスパ&コスメブランド”Bliss(ブリス)”を創設したマルシア・キルゴア氏。スポーツトレーナーの経験もある彼女が、美容ならではの視点と履きやすさを追及し、ロンドンのサウスバンク大学のバイオメカニスト達と共同開発したシューズを展開している。本国イギリス・ロンドンにある「ハロッズ」等、有名高級デパートで大人気となり、発売当初は入荷のたびに即完売の入手困難な時期もあったほど。ブランドスタートの翌年である2008年には、早くも日本での展開も開始。世界中のセレクトショップでヒットし、ファンを増やし続けている注目のブランドである。

”フィットフロップ(fitflop)”について

“WEAR THE SHOES,RULE THE WORLD”というコンセプトのもとシューズ開発を手掛ける”フィットフロップ(fitflop)”。ブランド創設者のキルゴア氏はロンドンサウスバンク大学の生体工学博士チームと共同で「Microwobbleboard(マイクロウォブルボード)」と呼ばれる3層構造のミッドソールを開発。これは、かかと・土踏まず・つま先がそれぞれ3つの厚さと密度に分かれ、足にかかる圧を分散し負担を軽くしてくれるもの。地面の衝撃を1番受けやすいかかと部分は高密度で強度も高く、土踏まず部分はクッション性とフィット感を高めるため最もソフトに、つま先部分の硬さは中間くらいで、厚さは先に行くほど薄くなり、つま先上りの形状をしていて、つま先が引っ掛かりつまずきやすい難点を解消するための工夫となっている。4㎝の厚底ソールは自然にスタイルが良く足がほっそり長く見えると好評で、その極上の履き心地は世界中の人々を魅了し、有名人・著名人など数多くのファンを抱えている。国内では、公式オンラインショップで購入可能、価格帯は1万円代~だ。

「CORSETTED KNIT BALLERINAS」photo by fitflop_japan

出典:https//www.instagram.com

公式サイト

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