#エイティーズ (EYTYS)ー ブランド図鑑 vol.206

2013年、スウェーデン・ストックホルムでスタートしたスニーカーブランド”エイティーズ(EYTYS)”。今回は、自身が経験した80年代カルチャーのストリートテイストを取り入れたシンプルなデザインが特徴の同ブランドについてご紹介する。

出典元:photo by eytys

2013年、スウェーデン・ストックホルムでスタートしたスニーカーブランド”エイティーズ(EYTYS)”。今回は、自身が経験した80年代カルチャーのストリートテイストを取り入れたシンプルなデザインが特徴の同ブランドについてご紹介する。

目次

ブランドのなりたち

2013年、スウェーデン・ストックホルムにて、マックス・シラー氏とジョナサン・ハーシュフェルドの2人のデザイナーが設立したスニーカーブランド”エイティーズ(EYTYS)”。マックス氏は「世紀のアートディレクター」と呼ばれたファビアン・バロン(Fabien Baron)氏や、ラグジュアリーな雰囲気を持ちつつも、主張しすぎないデザインが人気のスウェーデンのファッション・ハウス ”アクネストゥディオス(ACNE STUDIOS)”で経験を積んだ人物。一方ジョナサン氏は、金融業界でキャリアを積むという異色の経歴を持つ。
かれらは1980年代生まれの所謂「ジェネレーションY」世代で、"「モノ」と「コト」にあふれた80年代を遊びつくした" ことで、この”エイティーズ(EYTYS)”という名前が付けられた。2016年には、スウェーデンのヒップホップグループ「サッドボーイ(Sad Boys)」とのコラボレーションを発表し、2019年、日本でも人気の”エイチアンドエム(H&M)”とコラボレーションを発表し話題となった。

”エイティーズ(EYTYS)”について

グラフィックデザインや現代建築にインスパイアを受けたアイテムを展開する”エイティーズ(EYTYS)”。90年代のストリートカルチャーを経験し、スニーカーを知り尽くした2人のデザイナーによって、一見シンプルに見える、ストリートテイストを取り入れたデザインが特徴である。履き心地の良さにもこだわり、インソールにコルクを採用することでクッション性を高くしている。厚底のソールとかかとのタグが特徴的で、様々なデザインを展開するというよりは、ベーシックなスニーカーを元に素材とカラーバリエーションを取り揃えている。素材はキャンバス地、スエード、レザーなどがメインである。日本では直営店や公式サイトは展開されておらず、セレクトショップやネット通販などで入手できる。価格は2~3万円代となっている。

「ふぐスエード」photo by eytys

出典:https//www.instagram.com

公式サイト

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