「普遍的な美しさ」が海外からも高い評価を得るファッションブランド"ビズビム(visvim)"
"ビズビム(visvim)"はフットウェアを中心にしたコレクションが海外からも高い評価を得ているファッションブランドで、2000年にデザイナー・中村ヒロキ氏によって設立された。「普遍的な美しさ」、そして「後世に残っていくプロダクト作り」を探求し続けており、コレクション毎に生み出されるプロダクトは、作り手の心を動かした世界中の伝統工芸品や、受け継がれてきた技術などからインスピレーションを受けて様々な形で表現されている。今回は、現在国内に直営店8店舗を展開している同ブランドが、2014年にフラッグシップショップとしてオープンした「visvim」をご紹介する。
まるでギャラリーのような世界観「visvim」
原宿・表参道のキャットストリート入口に存在するファッション複合ビル「GYRE(ジャイル)」。コンセプトストアの集合体としてファッション、建築、アート、デザイン、フードとさまざまなインスピレーションや文化を発信しており、表参道の中でもひときわ目を引くつくり。1階・2階・3階と、積み木をずらして積んだような外観に、全体がギャラリーのようになっている店内は「感性の塊」といった感じで、強い個性あるショップが集まって、ひとつのコンセプトを醸成しているような一体感があり、表参道ならでは、といった場所である。
そんな同ビルの2階にある「visvim」は、看板もなければエントランスもない、まるでギャラリーのような空間である。手の消毒を行いショップエリアに足を踏み入れると、商品が作品のような佇まいでディスプレイされている。靴などはあまりに一紙の乱れもなく整然と並んでいるため、触れてもいいか戸惑うほどで、加えて昨今の事情も相まってフロアには他に客もおらず、店員さん達の視線は否応なくこちらの一挙手一投足に集中してしまう。靴を手に取っていいか了解を得て、ようやく手に取ってみる。緊張する。
どの靴もしっかりとした重さがある。手に取ってみるほどディテールに凝られたつくりになっているのがわかる。手に取るほどにディテールの細かさには驚かされる。そして履くとしっかりと服を引き立ててくれるのが世界中で評価されているのも頷ける。
この表参道の旗艦店は、ふだん世界中から観光客が訪れる場所。日本に"visvim"の靴を買いに来た、そういう方々に敬意を表して、このようなディスプレイになっているのだろう。
もちろんアルコールスプレーも完備。上階へ向かうエスカレーターから見える位置にはシューズがズラリと置かれた台が。右手奥にはギャラリーのような空間に洋服がかかっている。
このショップには、小さなカフェ「little cloud coffee」が併設されており、店内のソファに座って服や靴を眺めながら、また天気のよい日には、テラスでコーヒーやジュースを楽しむことができる。
存分にショッピングが楽しめるようになったら、ぜひ訪れたい「visvim」。
他にはない、自分らしいアイテムが見つかること間違いなしだ。
ショップ情報
visvim / little cloud coffee
住所:150-0001 東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE 2F
電話:03 5468 5424
営業時間:11:00-20:00
visvim 公式ホームページ&オンラインショップ
visvim official web site.
出典:https://www.visvim.tv/jp/