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#パドローネ (PADRONE)ーブランド図鑑 vol.195

2006年、日本で誕生したシューズブランド”パドローネ(PADRONE)”。今回は、熟練の職人によって培われた手作業の「業」に革新的な機械の「技」を融合し、普遍的な美しさを体現したシューズを展開する同ブランドについてご紹介する。

2006年、日本で誕生したシューズブランド”パドローネ(PADRONE)”。今回は、熟練の職人によって培われた手作業の「業」に革新的な機械の「技」を融合し、普遍的な美しさを体現したシューズを展開する同ブランドについてご紹介する。

目次

ブランドのなりたち

2006年、東京・足立区に工房を持つシューズ工場「ミウラ」から誕生した日本のシューズブランド”パドローネ(PADRONE)”。「ミウラ」は過去、日本が世界に誇るブランド”コムデギャルソン”や大手セレクトショップのオリジナル、デザイナーズブランドなど数々のブランドシューズの製作を手掛けており、元の技術力にそれら名ブランドのエッセンスをミックスしたことでたどり着いたのが”パドローネ(PADRONE)”である。ブランド名”パドローネ(PADRONE)”はイタリア語で”親方・雇い主”という意味。職人の世界では親方(雇い主)の下で技術を学び、経験を得て職人と認められる。そのような古き良き時代の伝統や技術に敬意払い、現代に継承していけるようにとの思いが込められている。

”パドローネ(PADRONE)”について

熟練の職人の技術「業」を革新的な機械と融合させることで普遍的な美しさを体現しているブランド”パドローネ(PADRONE)”。長年培われた伝統と現代的な要素を絶妙に組み合わせた魅力あふれるシューズを展開し、高品質で丁寧に作り上げられた靴が、比較的リーズナブルな価格帯(2万円台~)で購入できる。「パドローネ」、「パドローネ アーバンライン」、「パドローネ ハイスタンダードライン」、「アルコレッタ パドローネ」などのラインに分かれて商品が展開されており、それぞれにトレンドを巧みに取り入れながらもシンプルなデザインと履き心地の柔軟さを誇っている。オイルを多く含んだ上質な皮革を使用したり、モデルによっては最後に職人の手で揉み込み行うことで、履き始めから足に馴染むフィット感を生み出している。また、ソールの反りに優れたマッケイ製法にこだわるのもポイントで、アッパー・インソール・アウトソールを一度に縫い上げる、イタリア靴によく見られる製法を採用している。グッドイヤーウェルト製法と比べて雨が染みやすいというデメリットもあるが、防水性の高い糸を使用することでそれを解決している。履きやすくファッショナブルかつ洗練されたデザインが若者から中高年のお洒落な人たちから多くの支持を受けているブランドである。

「PU8769-2101-19C ALTRO」photo by padrone_official_

出典:https//www.instagram.com

公式サイト

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