スペインのレザーシューズブランド"Berwick1707(バーウィック1707) "は、靴作りで栄えるスペイン南東部のアルマンサにて1991年に誕生した。 グッドイヤーウェルト製法をメインに、世界屈指の素材と優れた職人技術を一つにし、 英国のクラシックテイストとイタリアやフランスの色気を融合させたデザインでヨーロッパでは高い評価を得ている。同ブランドのレザーシューズはすべて職人の手仕事によって生み出されており、卓越した腕を持つ職人だけが成せるグッドイヤーウェルト製法を取り入れ、一つひとつのクオリティを限界まで高めている。工芸品にも通じるシューズは見た目の美しさだけでなく、足を通すことで初めて実感できる快適な履き心地も追求している。「Berwick1707」のシューズはクラシックでありながらエレガント。それでいて自社ブランドを愛する職人が手仕事で作り上げる1足は温もりも感じさせる。中でもPremium Gradeはオーク材のタンニンでなめした、水や摩擦に強い“レンデンバッハソール”を採用。レザーの魅力を最大限に引き出したクラフトマンシップが世界中の靴好きを魅了している。

ちなみにブランドネームはこの地で1707年に起きたスペイン継承戦争の一つ“アルマンサの戦い”で功績を挙げ、その名をヨーロッパ中に広めたBerwick公爵を称えたもの。現地の人々にとって誇りとも言うべき英雄の名を冠することで、スペインらしい確かな物作りを表現し続けている。

今回は、そんな同ブランドが2019年7月にオープンした「Berwick南青山店」をご紹介する。

「Berwick南青山店」は、表参道駅から徒歩3分、青山・骨董通り沿いの「トリッカーズ青山」の隣のビルに位置している。最近ではセレクトショップでの取り扱いも増えてきたため、革靴通ならずとも知られる存在となった同ブランドは、スペイン製のグッドイヤーウェルト製法なのに2万円～3万円台がメインの価格帯というコストパフォーマンスの良さと、ビジネス向きのモデルから普段使いにぴったりなモデルまで幅広く展開されていることで注目を浴びているブランドである。

ショップは2階建てになっており、2階は世界の靴を提供する靴専門店「ネクストフォーカス（Next Focus）青山店」となっている。内装はブラウンを基調とした落ち着いた雰囲気で、とても入りやすい雰囲気だ。店員さんと談笑しながらゆっくりと靴を選ぶことができる。

価格帯がリーズナブルなゆえに、通販で購入してしまう方も多いが、ラスト（木型）によってサイズも違ってくる上に、修理して長く履くことが可能で履き込むほどに味の出るグッドイヤーウェルトの靴ゆえ、可能な限り試着をして購入したい。

こちらはオーソドックスなストレートチップシューズ「2428」。バランスの整ったロングノーズにゆったりとしたワイズと甲周りのフォルムが特徴の1足だ。アッパーにボックスカーフを採用したビジネスシーンから冠婚葬祭まで活躍する内羽根式のストレートチップシューズだが、ソールはイギリス製のハルボロラバー社製ダイナイトソールを使用。耐久性に優れたラバーソールは耐久性とグリップ力に優れ、突然の雨にも慌てることはない。お値段も3万円台と嬉しい設定。新社会人などにおすすめの、おさえておきたい1足だ。

お手頃な価格で、特に新社会人などが必要な靴をおさえて何足か購入するのに非常におすすめの同ブランド。骨董通りを歩く際には、ぜひ立ち寄ってみていただきたい！

Berwick(バーウィック) Official Shop 南青山店
住所：東京都港区南青山5丁目4-26 ＦＪＢ南青山ビル 1F
電話：03-6803-8255
営業時間：11:00-20:00（水曜定休）