"Stories of British Life" をコンセプトに、厳選された英国の服や靴、アクセサリーを通じて「英国のストーリーあるライフスタイル」を提案しているセレクトショップ「ブリティッシュメイド(BRITISH MADE)」。"モノ"ではなく、"コト"、つまり "英国クラフトマンシップから生まれたブランドストーリーを売っている" と言えば大げさかもしれないが、新しいものが次々と生み出される現在にあって、タイムレスなデザインと、質が良く、使っているうちに自分の一部となっていくような商品を、作り手の想いや様々なストーリーとともに紹介している。そんな同ショップが中心となって展開しているのが、 1886年、英国・ノーザンプトンで設立された、130年以上の歴史を誇る老舗シューズブランド"ジョセフ・チーニー(Joseph Cheaney)"。伝統的なグッドイヤーウェルト製法で製作されながらも、全く新しい感覚とトレンドを吹き込むメーカーとして、大きく注目を集めている。

今回はそんな同ショップが2005年に「W-Number」としてオープンし、屋号変更を経て2014年にリニューアルオープンした「BRITISH MADE（ブリティッシュメイド）青山店」をご紹介する。

「英国クラフトマンシップから生まれたブランドストーリーを、日本や世界のお客様に語り伝えてゆく店」とし、専門性の高い英国を中心としたヨーロッパの商品を取り扱うセレクトショップ「ブリティッシュメイド青山店」は、青山・骨董通りから１本入った路地裏に存在している。黄色い外壁と大きなショーウィンドウが印象的な、2階建てのショップである。

店内は明るく開放的な雰囲気で、入口で消毒をして店内を見渡すと、わくわくするようなデザインの洋服や雑貨が並ぶ。もちろん、お目当ての"ジョセフ・チーニー"もショップの奥のほうにずらりと並んでいた。

こちらはジョセフチーニーの人気モデル「ケンゴン Ⅱ R」のバーガンディカラー。重厚なグレインカーフ（シボ革）とウェルトの上に被せたアッパーが独特な表情を生む、ヴェルトショーン製法を採用したミリタリーシューズだ。

無骨ながら愛嬌のある表情と、ミルスペックを満たす履き心地。独特のステッチワークに表情が絶妙なシボ感、頑強なグッドイヤーウェルト製法、ヴェルトショーン仕様等、まさに“カントリーシック”な1足である。重厚な見た目からは想像できない柔らかな足あたりと、履き心地の良さも大きな特徴の一つ。日常使いからカジュアルなビジネスシーンまで活用シーンが幅広く、頼りがいのある１足だ。カラーはこの他にブラウンとブラックがラインナップ。

またこちらは、タッセルデザインと、立ち上がった革の高さが控えめなU字型ステッチが上品かつ華やかなタッセルローファー「HARRY」。タッセルデザインとアッパー部のモカ縫いが上品さと華やかさを演出しており、抑えられた高さと細身のトゥも細身がスマートさを感じさせる1足だ。

もちろん販売だけでなく、靴の講習会なども定期的に開催している。こちらは公式ホームページで事前予約をすることができるので、気になる方は要チェックだ。

価格帯は7万5千円前後のものが多く、30代や40代のお客様が多いそう。
本格的なウインドーショッピングもなかなか楽しめない昨今だが、青山・骨董通りを訪れる際には、ぜひ立ち寄っていただきたい！

ブリティッシュメイド青山店
住所：〒107-0062 東京都港区南⻘山5-14-2 Kizunaビル1,2F
電話：03-5466-3445
営業時間：12:00～20:00（火曜定休・祝日の場合は営業）