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#カチム (KATIM)ー ブランド図鑑 vol.175

2015年、クリエイティブディレクターの小坂英子氏が日本で設立したブランド”カチム(KATIM)”。今回は、日本人の足型データをベースに丁寧に製作され、クラシックでありながら現代のシーンに溶け込む新しいスタイルを提案する、同ブランドについてご紹介する。

2015年、クリエイティブディレクターの小坂英子氏が日本で設立したブランド”カチム(KATIM)”。今回は、日本人の足型データをベースに丁寧に製作され、クラシックでありながら現代のシーンに溶け込む新しいスタイルを提案する、同ブランドについてご紹介する。

目次

ブランドのなりたち

2015年、クリエイティブディレクター・代表を務める小坂英子氏が設立した日本のシューズブランド "カチム(KATIM)"。デザイナーでもある小坂氏は幼少期をロンドンで過ごし、学生時代からストリートブランドなどの販売員を経験。大学在学中にロンドンへ留学し、卒業後は国内外のブランドで海外生産管理や海外セールス、デザイナーアシスタントを務め、オーソペディ(整形外科的な靴づくりの技術)を日本の専門学校で学び、ドイツの整形外科靴技術者の証明である「清家外科靴ゲゼレ国家資格」を取得。今日の大量生産ではなしえない、これまでにはないフットウェアを作りたいという想いから"カチム(KATIM)"を設立することとなる。

"カチム(KATIM)"について

"カチム(KATIM)"の靴への取り組みは、年代別に足型データを収集することから始まる。そのデータを解析・算出した規定値をベースに、現代人の足の特徴とライフスタイルを据えたラスト(木型)を製作するのだが、そのプロトタイプは社内のモデリストにより、丁寧な手作業で製作。デザインのみならず、様々な日本人の足を独自に解析したデータや、立位時と歩行時の足の形状変化を考慮したパターン、見えない部分にも厳選したマテリアルを使用するなど、細部にわたり妥協せずに現代人のライフスタイルに寄り添うフットウェアを設計している。

なお、同ブランドはウィメンズの既製靴(レディトゥウェア)とメンズ・ウィメンズのメイドトゥオーダーの2ラインでスタートするが、メイドトゥオーダーはオリジナルの底付け方法である「セミ・ハンドソーンウェルテッド製法」で作られ、国際特許出願中(日本国内においては取得済)である。

「UMA」photo by katimshoes

出典:https//www.instagram.com

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