#‌コルテ (CORTHAY) ーブランド図鑑 vol.172

1990年、ピエール・コルテ氏がフランス・パリにて創業した”コルテ(CORTHAY)”。今回は、紳士靴ブランドの中でもアーティスティックでデザイナー色の強い同ブランドについてご紹介する。

出典元:photo by maison_corthay

1990年、ピエール・コルテ氏がフランス・パリにて創業した”コルテ(CORTHAY)”。今回は、紳士靴ブランドの中でもアーティスティックでデザイナー色の強い同ブランドについてご紹介する。

目次

ブランドのなりたち

1990年にピエール・コルテ氏がフランス・パリにて創業した、フランスの高級オーダーメイドシューズブランド ”コルテ(CORTHAY)”。幼い頃より革の小物作りに熱中していたというコルテ氏は、靴専門の教育を受け、"ジョンロブ(JOHN LOBB)"、"ベルルッティ(Berluti)"などで経験を積んだ後に独立。当初はオーダーメイドで注文を受けるものの、創業者のアーティストとしての性格が強く反映され、デザイナー色が全面に出たアイテムを多数取り扱っていたが、2001年にはこれまでオーダーメイド一本だった方針を変え、既製品(プレタポルテ)ラインの「コルテ」を発表。2004年には東京・南青山にお店をオープン、2006年に"ヨウジヤマモト"とのコラボレーション、2007年にはパリの老舗"アルニス(ARNYS)"による別注で注目を集めるなど、精力的に展開を行っている。

"コルテ(CORTHAY)"について

伝統的なブランドが多数存在するフランスで、高い評価を受けているシューズブランド”コルテ(CORTHAY)”。ベースにあるのはイギリスの伝統的な手法で、クラシカルである一方、デザインや加工はフランスらしくアーティスティックなのが特徴だ。創業者のピエール・コルテ氏がデッサンから取り組み、シェイプ作りやライン形成を経て、素材を使い分けた靴作りを行っている。独創的なカッティングから生み出されるデザイン性に定評があり、細く絞り込まれたベベルドウエスト製法により、アーチ型の美しいシルエットで多くの人々を魅了している。サイドエッジの先端にある、ベクデーグル(鷲のくちばし)と名づけられた、曲線の美しいトゥも特徴的である。また美しく艶があり、エレガントなカラーの風合いも唯一無二のものである。

「ビスコンティ」photo by maison_corthay

出典:https//www.instagram.com

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