ブランドのなりたち
1905年、自らを“シューマン(靴男)”と名乗るほど靴へ熱い情熱を持つドイツ出身のチャールズ・ベックマンは、アメリカ中西部のミネソタ州の都市「レッド・ウィング・シティ」にてシューズメーカーを創業開始した。創業当時はベックマンと他14人の男たちだけの小さな工場で、その生産数は1日に110足というわずかなものだった。主要顧客は農民たちで、農業や林業、鉄鋼業、鉄道産業など、その当時ブームとなっていた産業を市場に設定。1908年にはマッケイ製法に加え、当初は高級モデルにはグッドイヤーウェルト製法を導入。アメリカ国内での生産にこだわり、本格的な作りに相反した控えめの値段設定などの条件が重なり、その後、世界中のワークブーツを代表するブランドへと成長した。日本では、本国アメリカから輸入されている他、企画・生産まで行っている。
"レッド・ウィング(RED WING)"について
世界に愛用者の多いブーツブランド"レッド・ウィング(RED WING)"。レッドウィングが製造するブーツの中でも、人気を不動のものとしているアイリッシュセッター(モデル「877」)は、1952年、ハンティング向けのスポーツブーツとして生まれ、名前はアイリッシュセッターの毛の色に似ていることが由来。現行のアイリッシュセッターには、定番モデルの“875”や、日本向けモデルの“8875”が用意されている。アイリッシュセッターの魅力にはウエッジソールの1種で、クッション性に富み滑りにくいトラクショントレッドソール(Traction Tred Sole)が有名。主にグッドイヤーウェルト製法が用いられている。"レッドウィング"のブーツは、履き込むほどに味の出るブーツと多くのユーザーに評価されている。履けば履くほどに自身の足の形に馴染んでいき、ブーツの表面・内面共にオリジナルの1足へと仕上がっていく。同ブランドのブーツは、これからも経年変化の楽しみと共に愛され続けていくだろう。
公式サイト
レッド・ウィング (RED WING) のオフィシャルホームページです。シューズやアクセサリー等の製品情報、ブランドヒストリー、取扱店舗のご紹介。
出典:http://www.redwingshoe.co.jp/index.php