アメリカ各地の労働者に厚く支持され、今もなお多くのファンに愛用されているアメリカのシューズブランド"ウルヴァリン(WOLVERINE)"。1883年、創業者であるG.A.クラウスが「ウルヴァリン・ワールドワイド社」の前身となる皮革販売・靴卸売会社ハース・クラウス社を設立。その後1903年、現在の本社があるアメリカ・ミシガン州ロックフォードに、当時としては画期的な生産体制を誇る近代的な製靴工場を開設。その後、原料の仕入れから、革加工、製靴、販売までを手掛ける総合靴メーカーとして成長する。そして1914年、「1000マイル歩いても壊れない」という堅牢性をうたった「1000マイルブーツ」が誕生。この頃よりアメリカ各地のワーカー達から厚く支持されることとなる。1921年、社名をウルヴァリンシュー＆タンニング社に変更。その後1964年、第二次世界大戦後に社名をウルヴァリン・ワールドワイド社に変更し、近年では独自の衝撃吸収システム、「DuraShocks」を開発するなど、最先端の靴の開発をスタートしている。

120年以上の歴史を持つアメリカの老舗ワークブーツブランド"ウルヴァリン(WOLVERINE)"。1000マイル歩いても壊れないと言われるほどの堅牢なつくりと履きやすさで、当時のワーカー達から厚く支持された「1000マイルブーツ」が代表的なアイテム。「ソールとアッパーは鋼のように堅く、履き心地はシルクのように柔らかい」と称賛された。現在の「1000マイルブーツ」には、1905年創業のホーウィン社(HORWEEN)が作るレザーを使用しており、ヒール部にはビブラム製(Vibram)のソールを装着しているため、耐久性もプラス。1986年にはミシガン州立大学の人間工学研究所に資金を提供。さらに、イタリアのモンテカティーニにインターナショナルデザインセンターを設立。これらの機関を使って最先端の靴の開発をスタート。製法・素材をはじめ、より快適な履き心地のためのアレンジが施され、ブーツとしての完成度がさらに高められている。衝撃性に優れた独自の製法「DuraShocks」や「MultiShox」の開発、そして柔軟性に優れたウルヴァリン独自の製法「Contour Welt製法」により、より快適な履き心地を追求したシューズを提供するために、"ウルヴァリン(WOLVERINE)"は今なお進化し続けている。