ブランドのなりたち
1889年、英国・ノーザンプトン州ラシュデンにて創業をスタートした老舗シューズメーカー "アルフレッドサージェント(Alfred Sargent)"。ファミリービジネスとして今日に至り、代々引き継がれてきた伝統と技術は現在4代目にまで続いている。
家族経営で順調に事業を展開し、創業から16年後の1915年後には、同じラシュデンのポートランド通りに工場を設立。今日まで続くこのアルフレッド サージェントの本拠地は、古いガス照明から電気にいち早く切り替えた、ラシュデンの町で初となる平屋建てのファクトリーであった。
そして1940年代、フランクの息子、デリック・サージェントがビジネスに参入。1960年代にはサージェント家の第4世代に突入し、ポールとアンドリューがビジネスに加わった。伝統的なフットウェアの製造工程はそのままに、時代とともに変化するスタイルやファッション観にも柔軟に対応。1999年、4代目のポール・サージェント指揮による盤石の経営により、ブランド生誕から100年を迎え、伝統的な英国靴ブランドの仲間入りを果たすこととなる。
アルフレッドサージェント(Alfred Sargent)について
「人が手にしやすい価格で最高品質の靴を」を理念にしてきた工房は、それを実現すべく機械を導入するが、機械での作業が増えながらも妥協することはなく、そのクオリティーの高さから、同業他社やアパレルから数多くの靴製作依頼も引き受けている。同ブランドが手掛けた有名ブランドには"ラルフローレン(Ralph Lauren)"や、同じ紳士靴ブランドである"ニュー&リングウッド(New & Lingwood)"が挙げられる。そうした委託製造のなかで培われた技術が、時代に即したフレキシブルさも身に付け、自社ブランドの靴へと反映されている。紳士が安心して履けるクラシックな英国靴もつくれば、若者たちが流行のファッションに合わせて履けるモダンな上質靴もつくれる"アルフレッドサージェント(Alfred Sargent)"。日本でも多くのセレクトショップで取り扱いもある同ブランドは、国内外問わず今後もマルチなポテンシャルを発揮していくであろう。
Alfred Sargent shoes have been synonymous with quality English shoemaking since 1899, working out of the same premises in Rushden, Northamptonshire, in the heart of the world renowned English shoemaking region.
出典:https://www.alfredsargent.co.uk/フォロワー3,517人、投稿16件。Handcrafted shoemakers in Northamptonshire, England. Since 1899. Flagship Store - 50 Rue du Bac, 75007 Paris