ブランドのなりたち
"アルティオリ(ARTIOLI)"は、1945年、ミラノの北西に位置するトラダーテにて、セヴェリーノ・アルティオリが自身の名を冠して設立したイタリアのシューズブランド。創業者であるアルティオリ氏が最初に構えた工場は、従業員わずか7〜8名という小さな工房程度の大きさであったが、数年後には100名を超え、現在では36,000足を生産する規模にまで成長した。企業として大きくなっても尚、職人による手仕事の工程を数多く取り入れ、すべて自社工場内で生産している。
"アルティオリ"の名が世界に広まったのは'60年代〜'70年代にかけてのこと。現在の経営者であり2代目のヴィート・アルティオリ氏の経営手腕によるところが大きく、現在までに6万6000モデルを世に送り出し、年間1000モデルを製作する。現在は、息子であるヴィート・アルティオリ氏が社長に就任し、孫のアンドレア・アルティオリ氏がCEOを務めている。
"アルティオリ(ARTIOLI)"について
"アルティオリ"の靴は、創業以来、軽快な靴を作るために、ほとんどのケースで「マッケイ製法」を採用している。イギリスやアメリカの紳士靴メーカーが多く採用する「グッドイヤーウェルト製法」と比較すると、堅牢さでは劣るものの、デザインに自由が利くため、ファッショナブルな靴作りに適しているのが最大の魅力だ。さらに、使用する革は最上級といわれる革の中から更に厳選した1%の部分のみを使うという、徹底したこだわりぶり。また、なめしについても化学製品を使わない天然なめし(ベジタブルタンニン)を採用している。
そんな履き心地の良さとエレガントなフォルムに魅せられた顧客も多く、フレッド・アステアやフランク・シナトラといった往年の大スターから、ロバート・デニーロなどのハリウッドスター、ケネディ家、マイケル・ジョーダン、アメリカのブッシュ大統領やイラクのフセイン元大統領も顧客として知られている。中でも創業者セヴェリーノ・アルティオリ氏が、直接 故ヨハネ・パウロ二世に「マッケイ製法」の靴を献上した話は有名である。
"アルティオリ"はアメリカやロシア、アラブのドバイ、香港、日本などにショップを構え、3代目のアンドレア・アルティオリ氏が創業者であるセヴェリーノ・アルティオリ氏の志を引継ぎ、現在もトランクに新作を詰めて、世界中の顧客のもとを飛び回っているという。
Artioli produce calzature d’alta qualità dai primi decenni del ‘900 ed è diventato il “metro” con cui si giudica la lavorazione di scarpe artigianali.
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