ブランドのなりたち
1997年に自身の名を冠してスタートした日本のシューズブランド"メゾンミハラヤスヒロ(Maison MIHARA YASUHIRO)"。デザイナーである三原康裕は油絵画家として活躍していた母とニワトリを研究する学者でワクチン開発などに携わっていた父のもとに生まれた。幼いころから絵画を描き、芸術に恵まれた環境で育った三原氏は、1994年 多摩美術大学デザイン学科テキスタイル学部在学中に靴職人から靴を製作する技術と革に関する知識を習得後、独学で靴を作り始める。そして1996年、靴メーカーのバックアップを元に、オリジナル靴ブランド"archi doom(アーキドゥーム)"をスタート。その後1997年の大学卒業後、"ケイタマルヤマ(KEITA MARUYAMA)"などと多彩なコラボレーション作品を制作。靴の制作に携わるため、シューズメーカー「EVOL」の設立に参加。その後ブランド名を"archi doom"から"MIHARAYASUHIRO"に変更する。1998年9月、東京の南青山にミハラヤスヒロ初のオンリーショップ「SOSU MIHARAYASUHIRO(ソスウ ミハラヤスヒロ)」をオープン。同時期から靴だけでなくウェアラインも発表し、ついに2000年S/Sよりメンズ、レディースコレクションスタート。東京コレクションにて発表をスタートする。更にはスポーツウェアにも新しいデザインと機能性を提案し、"プーマ(PUMA)"とのコラボレーションを発表。「プーマ・バイ・ミハラ ヤスヒロ(PUMA by MIHARAYASUHIRO)」として世界的にブランドの名を轟かせることとなる。2005年A/Wからはミラノコレクションに初参加を果たし、2007年A/Wには舞台をパリコレクションへ移行、「詩が聞こえる服」と高く評価される。その後、ビジネスシーンへ向けた新シューズライン「MIHARAYASUHIRO Bussiness Line」や、2016年1月上旬、新ライン「マイン(MYne)」が誕生。2016-17年秋冬シーズンからは、コレクションラインを新たなブランド名"メゾン ミハラヤスヒロ(Maison MIHARA YASUHIRO)"としてリスタート。従来の"ミハラ ヤスヒロ(MIHARA YASUHIRO)"は、ベーシックウェアを展開するラインとなった。
"メゾンミハラヤスヒロ(Maison MIHARA YASUHIRO)"について
日本のシューズブランド"メゾンミハラヤスヒロ(Maison MIHARA YASUHIRO)"。ブランドの基本コンセプトは「先入観をなくす」。炙り出し加工を使ったシューズが代表的で、ベルトやジップなどを革の内側にはさみ、立体に見せる技法をシューズ類に使用。シューレースやガントレットを内側へ納め、使い込むことによって最後は内側のパーツが露出。まるで浮き出ているように見えるデザインは非常に斬新でウィットがきいている。炙り出し以外にもグラデーションで柄などが現れてくるような遊び心溢れるデザインのシューズや、「プーマ・バイ・ミハラ ヤスヒロ(PUMA by MIHARAYASUHIRO)」で展開された、靴の半分でバッサリとテイストを変えてしまうものや、"PUMA"きってのハイテクな型「ディスクブレイズ」に、クラシックなウィングチップのディテールを加えた1足なども登場し、スタンダードなアイテムに全く新しい価値観をもたらし話題を呼んだ。その他、インヒールで、履くことで一気に身長が伸びる魔法の靴でもある「GIANT TREKKING BOOTS (ジャイアントトレッキングブーツ)」なども有名なモデル。レザーアイテムならではの経年変化を楽しむ計算されつくした、まるで芸術作品のようなこだわりぬかれた"メゾンミハラヤスヒロ(Maison MIHARA YASUHIRO)"のシューズ。国内外のアーティストや芸術家もこぞって愛用している「新しいシューズ」の今後から目が離せない。
公式サイト
ミハラヤスヒロ(MIHARAYASUHIRO)のブランド情報。その他、ミハラヤスヒロ(MIHARAYASUHIRO)のコレクション、ニュースなど掲載中。ファッションプレスでは、有名ブランドのニュースなどファッションの情報をピックアップ。
出典:http://www.miharayasuhiro.jp/店舗一覧
取扱いショップの情報をご紹介致します。
出典:http://www.miharayasuhiro.jp/locator/