#エンダースキーマ (Hender Scheme)ーブランド図鑑 vol.80

2010年、柏崎亮によって設立された日本のシューズブランド"エンダースキーマ (Hender Scheme)"。今回は、人気スニーカーをオマージュしたヌメ革製のシューズ「オマージュライン」が人気の同ブランドをご紹介する。

出典元:@henderscheme

2010年、柏崎亮によって設立された日本のシューズブランド"エンダースキーマ (Hender Scheme)"。今回は、人気スニーカーをオマージュしたヌメ革製のシューズ「オマージュライン」が人気の同ブランドをご紹介する。

目次

ブランドのなりたち

2010年、柏崎亮によって設立された日本のシューズブランド"エンダースキーマ (Hender Scheme)"。創業者兼デザイナーは柏崎亮(Ryo Kashiwazaki)は、学生時代にブランドのサンプル品を作る靴工房で働き始め、実務を通じて靴作りを学んだ。2010年にブランドを立ち上げる。2シーズン目には人気の「オマージュライン」をスタートし、2015年よりパリで展示会を開催し話題を集める。2016年には、東京恵比寿に直営店「スキマ」をオープン。2017年にはアディダスとのコラボレーションを行うなど、現在も積極的な展開を行っている新進気鋭のブランドである。

"エンダースキーマ (Hender Scheme)"について

プレミアムなレザーを使ったシューズのほか、バックなどの革小物なども展開している。“頭の中にある既存のイメージをつかって遊ぶ”という実験的な試みからスタートした「オマージュライン」は、人気スニーカーをオマージュしたヌメ革製のシューズ。工業製品として製造されてきたスニーカーを、あえて浅草の家内制手工業と呼ばれるような、町の工場の人達が作ることで手作り感を醸成し、全く同じデザインでも異なるのものが生まれる。さらにヌメ革を用いていることから経年変化を楽しめるようになっており、徐々に形や色が変化し、自分だけの味のある1足に仕上がっていくのも楽しみの1つ。同ブランドのシューズの特徴は、モノが作られる背景や工程にあり、表層的なデザインではなく、過程や考え方をデザインしている。ブランド名は、心理学用語の"GenderSchema(ジェンダースキーマ)"からの造語で、Genderの頭文字の"G"を、アルファベット順で一つ超えた"H"にすることで、ブランドコンセプトである『ジェンダーを超える』という意味を表現している。社会的性差(gender)の分野に属する『デザイン』において、男女の性差にとらわれず、ジェンダーを超えて自由にデザインすること。そのため、すべてのデザインで、メンズとレディースの両サイズを展開をしている。一方、男女の骨格の差や筋肉の付き方などの生理的性差(sex)については尊重し、木型やカットの深さなどて、メンズ・レディースで若干差をつけている。モードとクラフトのバランスを重視しバランスのとれたデザインも特徴である。

エンダースキーマ (Hender Scheme)

出典:https//www.instagram.com

公式サイト

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スキマ 恵比寿
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スキマ 合羽橋
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1F 4-2-10, Motoasakusa, Taito-ku, Tokyo, Japan 111-0041
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