ブランドのなりたち
紳士靴ブランドの中でも特に古い、400年の歴史を持つシューズブランド "エドワード・マイヤー (Eduard Meier)" は、1596年に神聖ローマ帝国の首都だったミュンヘンにて設立される。創業当初よりヨーロッパの上流階級に向けの靴を製作し、バイエルン朝の時代に王室御用達となる。以来ビスポークのブランドとして続いてきたが、後にプレタポルテ(既製靴)のモデル展開も行うようになる。
"エドワード・マイヤー (Eduard Meier)"について
英国の高級紳士靴にも引けを取らない品質を誇るシューズブランド "エドワード・マイヤー (Eduard Meier)"。履きやすさや快適性に富み、創業当初から「履きやすさ」を追求してきたブランドである。1920年代には靴を履いた足の状態を確認できる足透視器を靴づくりに活用し、整形外科医的な見地から、左右非対称の「ベドフォーラムラスト」を使用。足のウェストを絞り込むようにホールドすることを特徴としている。靴のつま先に、足の指を動かすことができるスペースができるため、足への負担を軽減することができる。また、履き心地のみならずデザインにもこだわり、特にパーフォレーション(大小の穴を組み合わせた模様)やメダリオン(靴のつま先部分に付けられた小さい穴でできた模様)の配置は非常に精巧で美しい。活用シーンも広く、カジュアルなスタイルにも合わせることができる。