ブランドのなりたち
アメリカのシューズブランド"ブルックス(BROOKS)"は、1914年にペンシルバニア州フィラデルフィアにて、ジョン・ブルックス・ゴールデンバーグによって創立された。当初は革製のバスシューズ(プールや海水浴用シューズ)とバレエシューズの製造をしていたが、70年代のジョギングブームをきっかけとして、ランニングシューズの開発に軸足を定めた。74年には、メッシュとナイロンのアッパーで柔軟性に富み、軽量なばかりでなく、1/2インチのウェッジヒールを装備して20ドル以下という低価格で売り出した「ヴィラノバ」がベストバリューと称えられ、大人気となった。また、シューズの開発競争が激化した70年代後半には、ゴムよりも軽量で衝撃吸収性能も優れ、スポンジよりも格段に蹴り戻しが早い発泡体、EVAを世界ではじめて採用したことでも知られる。続く新モデル「ヴァンテージ」では足治療医からヒントを得、足首が内側に傾くのを防ぐために、ミッドソールにあらかじめ傾斜をつけたことでランニングによるけがを防ぎ、抜群の履き心地と安定感を実現し、ブルックスブランドを確立する決め手となった。82年には「チャリオット」を発表し、より優れた安定性を実現。その後も「ビースト」、「アディクション」、「GTS」などのヒットモデルを発表し、2011年にはついにアメリカランニング専門店チャネルのフットウェアで、シェアNo.1を獲得するに至る。
"ブルックス(BROOKS)"について
現在ではランニングシューズのクッション素材として広く使用されている「EVAミッドソール」を世界に先駆けて採用したり、足治療医からヒントを得て、足首が内側に傾くのを防ぐために、ミッドソールにあらかじめ傾斜をつけ、プロネーションコントロールを実現した技術「ヴェラスウェッジ」や、取り外し可能なヒールカップ付きのインソール「ソフトサポートシステム」で足裏にかかる荷重をコントロールし、足にフィットさせることで、抜群の履き心地と安定感を実現するなど、その後も科学的に設計された業界初の革新的なテクノロジーを続々と開発。2014年には創業100周年を迎え、現在もその独自の技術を磨き、ヒット商品を世に送り出し続けている。
公式サイト
ランニングシューズの専門ブランド「BROOKS(ブルックス)」の日本公式サイト。新商品やイベントなどの最新情報をはじめ、正しいシューズ選びなど、今さら聞けないランニングのお役立ち情報が満載。アメリカのランニング専門店シェア1位を誇る人気ブランドです。
出典:https://www.brooksrunning.co.jp/