#プーマ(PUMA) ーブランド図鑑 vol.45

NIKE、アディダスとともに世界のスポーツ関連製品のブランドとしてトップブランドとして君臨するドイツ発のスポーツブランド、 "プーマ(PUMA)。今回は、機能性のみならず、近年ではファッションデザイナーとのコラボレーションを積極的に行い、ファッション性の高い靴を多く生み出している、同ブランドをご紹介する。

出典元:Instagram post by @puma PUMA

NIKE、アディダスとともに世界のスポーツ関連製品のブランドとしてトップブランドとして君臨するドイツ発のスポーツブランド、 "プーマ(PUMA)。今回は、機能性のみならず、近年ではファッションデザイナーとのコラボレーションを積極的に行い、ファッション性の高い靴を多く生み出している、同ブランドをご紹介する。

目次

ブランドのなりたち

ドイツ発の世界的スポーツブランド "プーマ(PUMA)"は、1924年、アドルフとルドルフのダスラー兄弟がドイツのヘルツォーゲンアウラハに「ダスラー兄弟製靴工場(Gebrüder Dassler Schuhfabrik)」を設立し、体育館用のシューズを開発したことによりスタートする。兄のルドルフは販売部門を担当し、弟のアドルフは製造部門を担当。しかし、営業販売が中心のルドルフと、職人気質で無口なアドルフの間では意見の食い違いが多く、1948年ダスラー兄弟商会は分裂。兄のルドルフ・ダスラーはルドルフの「RU」とダスラーの「DA」を採って「RUDA」というスニーカーブランドをスタートさせた。そして、より軽快なフットワークのイメージを持ちたいと「プーマ・シューファブリック・ルドルフ・ダスラー(Puma Schuhfabrik Rudolf Dassler)」に社名を変更。プーマの由来はアメリカライオンのピューマからきている。(ただしプーマのロゴはチーターである)。一方、弟アドルフは「アディダス(Adidas)」を設立している。同年、プーマ初のサッカースパイクである「アトム(Atom)」を、1958年には世界初のねじ込み式スタッドスパイクである「スーパーアトム(Super Atom)」を発売。1970年、サッカーの神様と呼ばれるブラジルの選手「ペレ」と契約し、ワールドカップ決勝戦の試合開始直前に、テレビ画面に映るプーマの靴紐を結びなおすペレの姿に世界中の観衆が注目し、大きな宣伝効果を果たした。1958年にはプーマのトレードマークと、有名なPUMAフォーム・ストライプを導入。ほぼ全てのスニーカーにつけられた流線型の側面パネルは、プーマ(Puma)のスニーカーを特徴付けるデザインとなった。2007年には、グッチなどを所有するフランスの流通大手PPR(現ケリング社)社のグループに入り、よりファッション性の強いデザインのシューズなどスポーツ関連製品を提案していく方向へ進む。ファッションデザイナーとのコラボレーションを積極的に行い、これまで数多くのアーティストとコラボレーションを行っている。現在ではNIKE、アディダスとともに世界のスポーツ関連製品のブランドとしてトップブランドに成長している。

"プーマ(PUMA)"について

"プーマ(PUMA AG Rudolf Dassler Sport)"は、ドイツヘルツォーゲンアウラッハを本拠地とする世界的なスポーツブランド。シューズ、ウェアなどのスポーツ用品からファッションアイテムまで、幅広いジャンルの製造・販売を行っており、特にアスリートの足元を支える技術力とファッション性の高さで人気の高いスニーカーを作り、時代と共に数々の名作を世に生み出し、スニーカーブランドとして確固たる地位を築いている。履く人のスタイルに合わせて特徴をもたせたシューズを展開しており、バリエーションが非常に豊富である。プーマのランニングシューズには「プーマイグナイト」と呼ばれるクッション性と反発性を兼ね備えたフォーム素材が使われており、特に反発力の強さが魅力的となり、走り込んで行った際の前に進む感覚はランナーから高い支持を得ている。

"プーマ(PUMA)"

出典:https//www.instagram.com

公式サイト

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