#パトリックコックス(PATRICK COX)ーブランド図鑑 vol.38

アンティーク調の百合(ユリ)の紋章で有名な"パトリック コックス(PATRICK COX)"。今回は、がっしりと骨太なそのデザインで、日本でも人気の同ブランドをご紹介する。

アンティーク調の百合(ユリ)の紋章で有名な"パトリック コックス(PATRICK COX)"。今回は、がっしりと骨太なそのデザインで、日本でも人気の同ブランドをご紹介する。

目次

ブランドのなりたち

イギリスに拠点に置くシューズブランド"パトリック コックス(PATRICK COX)"は、1986年、パトリックコックスが自身の名を冠したブランドを設立したことによりスタートした。パトリックコックスは1963年にカナダで生まれ、83年にイギリスのコードウェイナーズカレッジに入学。在学中に、ヴィヴィアン・ウエストウッドやジョン ガリアーノとコラボレーションを行い、卒業後の86年、自身の名を冠した"パトリック コックス(PATRICK COX)"のブランドでコレクションを発表。91年初のショップをロンドンにオープン。95年、ディフュージョンブランドの「ワナビー」を立ち上げて、国際的に大ヒットした。これまで、ランバン、キャサリン ハムネット、ニール バレット、アナスイ、アン クラインなどのブランドとコラボレーション、あるいはコレクション用の靴をデザインしている。

パトリック コックス(PATRICK COX)について

ロゴに採用されているアンティーク調の百合(ユリ)の紋章で有名な"パトリック コックス(PATRICK COX)"。がっしりとした骨太なデザインが魅力で、もともとロンドンのスローン通りとキングスロードの中間に店を構えたために、そこを行きかうシックなファッションを好むスノッブたちを惹きつけるような靴もデザインするようになり、アンティークも同時に販売していたために年代物のドレッサーや椅子などを使って靴を見せており、そんなアンティークのデザインが自然に取り入れられ、その中でさらに美しく見える靴をデザインするようになっていく。シューズ以外にもバッグや財布などを手掛けており、どのアイテムにもシックな地模様としてユリがほどこされ、アクセサリーにもユリをかたどったものが多いブランドだ。その重量感や質感、存在感から、日本でも熱烈な愛用者が多い。

パトリック コックス(PATRICK COX)

出典:https//www.instagram.com

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