ブランドのなりたち
"メレル(Merrell)"は、1981年にクラーク・マチス、ランディ・メレル、ジョン・シュバイツァーの3人により設立された、アメリカのシューズブランド。幼少のころからアウトドアライフを深く愛していたランディ・メレルがアメリカ各地で靴のすべてを学んだ後、故郷のユタ州バーナルに戻り完璧なハイキングシューズを作るという夢を目指す。1981年、そうして完成した一足が“全米で最も機能的で快適な靴”に選出され、そのブーツに引き寄せられるようにロシニョールスキーカンパニーからジョン・シュバイツァーとクラーク・マティスが加わる。ランディの優れた技術に二人の商才が加わったことで、靴職人が作り上げる“デザインと機能性”を損なわないままブーツの量産を可能にし、メレル・ブーツ・カンパニーが誕生した。その後会社は1987年にカーフ社に売却され、メレルの生産拠点がアメリカ国外へ移転するとともに、会社の規模が大きくなっていった。1997年には、カーフ社がメレルブランドを靴業界の大手 ウルヴァリン・ワールドワイド社に売却し、それ以降、軽量のアウトドアシューズに重点を置くようになる。1998年に発売開始され、“アフタースポーツ”という新しいカテゴリーを打ち出して誕生した「ジャングル モック」は、発売開始から15年間で1,200万足を販売するという大ベストセラーとなり、定番かつ同社を代表するモデルとなった。「オフィスからトレイルまで」と称された製品は世界中で人気を博し、現在もメレルの主流の一つになっている。
メレル(Merrell)について
メレルのスニーカーは、本格的なトレッキングからハイキング、ランニングや気軽なタウンユースまで、幅広いラインナップを取り揃えていることが特徴の1つで、高い技術力によって生み出されたテクノロジーがふんだんに盛り込まれている。例えば防水機能であったり、スニーカーの内部を常に清潔に保つために菌の繁殖を抑える機能、より快適な履き心地を実現するために解剖学から得られた最適な形によって靴の中で足が余計に動いたりズレたりするのを防ぐ機能、悪路における安定性と高いグリップ力、さらに耐久性も兼ね備えたアウトソールの機能など。創業以来、貫き続ける「いっさいの妥協を許さない」というポリシーのもと、クオリティを極めるとともに、「新しさ」へのチャレンジ精神も持ち続けてきたメレル。それが各時代で名作を生み出し、世界で愛されるブランドへと成長させたと言えるだろう。
公式サイト
「アウトベンチャー」それは、アウトドアとアドベンチャーの融合から生まれたメレルのニューカテゴリー。
出典:https://www.merrell.jp/ショップ一覧
「アウトベンチャー」それは、アウトドアとアドベンチャーの融合から生まれたメレルのニューカテゴリー。
出典:https://www.merrell.jp/shop_info/