ブランドのなりたち
1850年、ジョージ・トーマス・ホーキンスがロンドン郊外のノーザンプトンでシューズの製造を始める。1885年には社屋兼工場が建設される。当時は乗馬用のジョッパーブーツを主に生産していたが、1899年、ブール戦争で軍用ブーツを供給。また1914年から18年までの第1次世界大戦中もミリタリーブーツを製作。大戦中の1916年、社名を「G.T. HAWKINS. LTD」に変更する。第2次世界大戦でもパイロット用のブーツを製作。ニュージーランドの登山家であるエドマンド・パーシバル・ヒラリーとシェルパのテンジン・ノルグイによる1953年のエベレスト初登頂では、ホーキンスのマウンテンブーツが使用された。1995年に日本のシューズショップABCマートがホーキンスの商標権を取得。(ABCマートは1986年からホーキンスの日本における国内総代理店となっていた。)
ホーキンス(Hawkins)について
現在は1986年からホーキンスの日本における国内総代理店であるABCマートが、PB(プライベートブランド)として国内での商品企画から販売まで一手に手掛けている。経年とともに味が出るとファンの多いホーキンス。現在ではブーツや革靴だけでなく、スニーカーやタウンシューズ、キッズも手掛けるようになっている。