パトリック(PATRICK)ーブランド図鑑 vol.20

「誰もが履いていて楽しくなるような心地よい靴作り」を理念に、カラフルな色使い、さまざまな素材を使い、タイムレスで洗練された大人のファッションを表現するブランド、"パトリック(PATRICK)"。今回はそんな同ブランドをご紹介する。

「誰もが履いていて楽しくなるような心地よい靴作り」を理念に、カラフルな色使い、さまざまな素材を使い、タイムレスで洗練された大人のファッションを表現するブランド、"パトリック(PATRICK)"。今回はそんな同ブランドをご紹介する。

目次

ブランドのなりたち

フランスのスニーカー・シューズブランド、"パトリック(PATRICK)"は、1892年、フランスの西部プゾージュ村にて、靴職人 パトリックベネトーが息子たちと靴作りをスタートしたことに始まる。パトリックは、この時期 新しいスポーツとして世界に広まりつつあったサッカーにいち早く目を付け、履き心地の良いサッカーシューズを作るようになった。このシューズは瞬く間にスポーツ・ファンの間で評判となり、高い評価を受けるようになる。1972年、パトリックのトレードマークとなるシューズ後方に鋭く刻まれた「2本ライン」が誕生。この2本ラインの誕生によりブランド・イメージは更に強烈になる。パトリックが発表するファッショナブルでオリジナリティー溢れるカラフルなシューズは、流行に敏感なパリジャンやパリジェンヌたちの間で瞬く間に話題となり、ファッション界からも注目を集めることになる。1990年に日本での展開をスタート。日本向けのシューズは、フランスのモデルを再現しながらも日本人の足にフィットするように、日本で企画・生産されている。

「NEVADA-CN」

出典:https//www.instagram.com

パトリック(PATRICK)について

サッカーシューズ以外にも様々なカテゴリーのシューズを生産していたパトリックだったが、やはり一番力を注いでいたのはサッカーシューズであった。1980年代に活躍したサッカー・フランス代表の「“将軍”ミッシェル・プラティニ」も愛用していた。ちなみに彼がトレーニング用として使用していたモデルがリバプール(LIVERPOOL)。サッカースパイクを中心生産し、時代とともにトレーニング、ラグビー、サイクリング、バスケット、バドミントンなど様々な分野のスポーツシューズを生産していくことになる。サッカーの分野では1970年代~1980年代にかけて、ケビン・キーガン、ミシェル・プラティニ、ミカエル・ラウドルップといったスター選手と契約を結び、シグネチャーモデルを発売していく。2008年には東京・銀座に直営店「PATRICK LABO GINZA」をオープン。2018年春夏コレクションよりアパレルライン「PATRICK DOUBLE SLASH(パトリック・ダブルスラッシュ)」を展開し、表現の分野を広げている。

パトリック(PATRICK)公式サイト

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