"メイドイン久留米"を発信!"ムーンスター" 初の旗艦店「ムーンスター ファクトリー ギンザ(MOONSTAR Factory Ginza)」
銀座レンガ通りに面した同店は、地上1階から4階までの4フロア構成。各フロアの延床面積は約47平方メートルだ。子どもから大人まで日本製を中心にMOONSTARブランドで展開する幅広いラインナップの販売だけでなく、足や靴に関する情報や、145年の歴史の中で培ってきたMOONSTARブランドのものづくりに触れ、実際に使用していた縫製ミシンや道具のほか、現行の製品に採用している中敷きなど、145年の歴史を持つ同社ならではのクラフトマンシップを発信するアーカイブを展示している。店名にある「Factory」には、ものづくりの原点を大切に、紡いできた歴史をお客様と共有する ことで新たな価値を生み出していきたい、という想いが込められており、同社が持つ「歴史に裏打ちされた技術力」と「伝統」を体感できる場として、 伝統的な文化と情報の発信地でもある東京・銀座から、 モノ・コト双方の発信をしていく考えだ。
日本人の足元を進化させてきた、創業145年の老舗 "ムーンスター(MOONSTAR)"
福岡県・久留米の老舗シューズブランド"ムーンスター(MOONSTAR)"は、1873年、創業者・倉田雲平が久留米市米屋町に家賃六五銭の小さな店を借り「つちやたび店」として、座敷たび造りを始めたことに端を発する。足袋や地下足袋、運動靴(布靴紐付き)、ゴム長靴製造を経て、戦後1950年にゴム工業技術の世界的権威、米国フィリップ・T・ギドレイ博士と技術顧問契約を結び、設備投資などを行い本格的な清算を開始する。1958年、三菱商事とアメリカ向け輸出販売契約。南極観測隊に特殊防寒靴を製造、寄贈。南極観測のための特殊防寒靴は、零下50度の厳寒に耐え、日本隊はもとより、外国隊の間でも評判になった。その後革靴VP(バルカナイジングプロセス)シューズ生産を開始し、1963年には輸出振興に尽力した功績により、ゴム事業体として初の総理大臣賞を受賞した。戦前・戦後 日本人の足元を進化させてきた、老舗中の老舗である。学校の上履きなど有名だが、現在では、高感度のセレクトショップで「バルカナイズ製法」を用いたスニーカーを展開し人気を博している。また、海外ブランドとライセンス契約を多くしており、ニューバランス、コンバース、トムマッキャンなどが名を連ねる。
商品販売だけでなく、展示や体験型イベントなどの情報発信も
1階では、「ムーンスター ファインヴァルカナイズ」をはじめ、「LOW BASKET」や「ANTARC」「SK SIGMA」といったベーシックなラインを揃え、“MADE IN KURUME”の商品を中心に展示・販売。靴づくりの現場で使用されるミシンや工具、靴の構成パーツも展示しており、ものづくりの裏側を垣間見ることができる。また、ムーンスターの靴づくりに対する姿勢と1足1足に込めた想いを感じることができる場として、様々なイベントの開催を予定している。
2階は、ベビー、ジュニア、メンズ、ウイメンズの各カテゴリーのシューズを幅広くラインナップし、壁一面に並んだ試着スペースを配置。ムーンスターの歴史を語るうえで欠かすことのできない地下足袋や上履きも展示・販売する。また、マシーンに立つだけでミリ単位で足のサイズが測定できるフィッティングサービス「フッ撮る」を導入。タブレット端末による注文および自宅へ配送にも対応するなど、ECサイトを運営してきたノウハウを生かし、店舗と連携したオムニチャンネルサービスの拡大を図る。
3階と4階は、商談スペースと在庫管理に使用し一般公開はしないが、スニーカーにまつわる展示やワークショップを開催する際に活用する。
メイドインジャパンシューズの、老舗中の老舗。表通りから2本入った裏通りながら、いつ通っても顧客が途切れることなく訪れているのは非常に印象的。靴好きなら一度は訪れたい場所だ。
店舗情報
・住所:東京都中央区銀座3-4-18
・電話:03-6263-2353
・営業時間:11:00~20:00(不定休)
ムーンスターでは、メンズシューズやレディースシューズ、子供靴を通販にて販売しております。日本製の丈夫なスニーカーをお買い求めの方は、ぜひご利用ください。
出典:https://www.moonstar-onlineshop.com/